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断然のV候補と目される池田浩二だが、前検の気配はひどいものだった。引いたエンジンは2連対率25%の凡エンジン。新ペラ制度一発目の池田にとっては何とも悩ましいエンジンだ。「全然ダメ。伸びられるし、いい所が全くない。今の足では厳しい」と渋い表情で話す。
果たして立て直しはなるのか?
池田とは対照的に、59%の2連対率を誇る32号機を引き当てたのが柳沢一だ。「伸びは普通だけど、ターン回りが乗りやすくてすごくグリップしてた」。回転が上がらないとの言葉が多かった初日にして、柳沢はまずまずの手応えをつかんだようだ。
しかし、ペラ調整には多くの改善余地がありそう。「重くてどっしりという感じはあるので、もう少し軽快さが欲しい。まあ、押しがあればこれでもいいんだけど…」と付け加えた。そうは言っても32号機のパワーはお墨付きだ。快速に仕上がる日も遠くないだろう。
エンジンパワーランキング
【A】
吉田徳夫、柳沢一、天野晶夫
【B】
久田武、西川新太郎、宮下元胤
【C】
平本真之、鈴木勝博、新美恵一、新美進司
【D】
池田浩二、杉山正樹、齋藤和政
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