イン久田敏之が圧勝の逃げ切りV!!

連日天候状況が変化した短期決戦だったが、最終日は緩やかな向かい風の好天に恵まれた。

それにしても久田敏之は強かった。安定板が付こうが気温が上がろうが、回り足は日を追って良くなってゆき、6戦5勝の準完全で予選を走破。優勝戦も絶好枠でファンの支持を集めた。

優勝戦はマイペースのインとなり、スタートもひとりゼロ台へぶち込む独走態勢。誰もまくれない形をつくって、楽々の先手となった。外の差し比べは一旦、高山智至が抜け出したが星野太郎がしぶとく追撃。2周1Mで差し捕え道中突き放して次位を確保。

久田は通算5回目の優勝と、勝率やイメージを考えればちょっと少ない5回のうち津でV2。ドル箱と言える水面となったか。