戸田
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「総合では1位」吉田弘文がVへ
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コンディションは晴れ。気温は17℃前後。風は向かいで2m付近。決まり手は逃げ5本、まくり4本、差し0本、まくり差し1本、抜き2本。万舟券は4本。
4日目のイン逃げ0の流れから、どうレース隊形が変わるかにも注目だったが、5日目は準優の好脚1枠勢の逃げ2本と、バッハ特別のシード1枠・吉田徳夫の逃走。もう一本は小林享が朝方に逃げを1本決めている。数字的には5本と多いが、レースの流れ全体では、やはり機力・技量のいずれかが1枚抜けていないと逃げ切れない、戸田らしいレース隊形が戻ってきている印象だ。
さて準優戦。得点トップの吉田弘文はイン戦はきっちり制しての勝ち上がり。優勝戦1枠の椅子を手に入れた。地元勢では飯島昌弘が意地の優出、ファイナル進出を決めている。
ちなみに最終日の注目レースは当然優勝戦とはなるが、期末なので敗者戦でも勝負駆けで目の色が変わっている選手がちらほらいる。吉田徳、西村めぐみ、大谷直弘、芹澤克彦らがそれに該当する。他とのモチベーションの差が歴然と出る最終日。舟券的にはこちらの選手達の活躍の方も、是非ご注目だ。
準優戦の展開
10R
スタート展示の進入は、④岸恵子が、大外に出されての単騎ガマシだったが、本番は⑤山本浩輔がピット出で締め出されて大外回り。123/465の並び。スタートは③鵜飼菜穂子がコンマ15トップタイミングも出切るまではいたらず。インから①松江秀徳が伸び返して逃走。2着は期待された地元②池上裕次が差し損じてしまい、ブン回した④岸になった。
11R
進入は、⑥木村隆が前付け宣言をしてはいたが、結局入れずで123/456の枠なり。スタートはインから格上の①吉田弘がコンマ10で先陣隊形。こうなると①吉田弘をまくれる艇はなしで、一気の逃走決着。2着は鋭くまくり差した⑤今泉和則が、④佐竹恒彦の追撃を振り切っている。
12R
進入、ここは綺麗に枠なり3対3。スタートはカドから④中嶋誠一郎が決めてきてコンマ08。仕掛け不安視されていた①村田修次はやはり時計攻め切れずのコンマ15でこの④中嶋の絞込みに抵抗できず。④中嶋があっさりまくり1着。2着は大外二段のブン回しで、⑥飯島が入線している。
優勝戦気配(1枠~)
①吉田弘はターン足主体にトップ級の仕上がり。「パワーが出すぎて、少し足のバランスが崩れているが、総合では1位」とのこと。
②松江もエンジンは心配なしのところまで仕上がった様子。ただ現状ではやや伸び寄りで、本音は「ダッシュ向き」。
③中嶋はバランス型の好脚に仕上がった。V戦はレース足がくる、準優とは別のひねりペラを使用する可能性も示唆している。
④岸は見た目はレース足仕様の好脚だが、本人は伸びに不満ありの様子。
⑤今泉は準優ではペラ調整に正解を出して、ターンはキラキラの状態だ。
⑥飯島もギア調整に成功。⑤今泉と同様、ターン足のスムーズさが出ててきた様子。
エンジンパワーランキング
【設定⑥】(最上位級)
眞鍋賢司、吉田弘文
【設定⑤】(上位級)
谷川里江、池上裕次、鵜飼菜穂子、松江秀徳
【設定④】(中堅上位)
中嶋誠一郎、村田修次、吉田徳夫、佐竹恒彦、丸尾義孝、岸恵子、中村義雄、水野要、飯島昌弘、今泉和則
※設定とはパチスロ用語です。