江戸川
江戸川
若林将が宣言通りV!!
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下げ潮がキツかった最終日、終始5m前後の追い風が吹き、ポチャついた水面は波乱のレースを演出。5、9Rは2連単から万舟券の決着。9Rの2連単6-3、3連単6-3-2は共にしんがり人気、3連単は14万舟券と大波乱に。10Rからは安定板を装着となったが、優勝戦でも目を疑うハプニング。スタート展示でFながら気合を前面に見せた4号艇の白水勝也が、周回航走でまさかの転覆(責任外)、もちろん優勝戦は欠場となった。
11Rあたりから潮が止まってきていたのが影響したのか、優勝戦も簡単には決まらなかった。快速仕立ての重木輝彦が1Mを初優出とは思えない鮮やかなまくり差しで突き抜けたが、イン若林将はやや流れ、巧差しを決めた山本寛久が浮上。BS線は重木が先頭、続いて内側に山本、外側に若林が並走のカタチ。初優出→初Vへ2Mを回ろうとした重木だったが、優勝戦は上げ潮になっていて2M側は下げ潮。重木のターンは2Mの内側に入りそうな角度、それ以上はハンドルを切れないままレバーも握れず…。その影響を山本も受けスピードを乗せられないままのターンに。やや外側に開いていた若林が、その両者の間をズバッと切り込み一気に2艇を逆転。逃げ切りとはいかなかったが、3度目となる江戸川の優勝戦1号艇で、「3度目の正直にしたいです」の宣言通りに結果を出した。
若林は一昨年の大江戸賞に続いての、2度目のV。共に地元の江戸川での勝利、『新江戸川男』を襲名と言っていいだろう。
なお、1号艇は3勝、2着4本、3着2本だった。