江戸川
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中嶋誠一郎が逆転で約2年ぶりのV!!
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今節の格上2強、中村有裕は予選最終日に勝負駆け失敗、飯山泰はその前日に転覆(責任)で優出戦線から脱落。初戦3着の後は6連続で2着を並べていた中嶋誠一郎が、優出勝負駆けで初白星。上位陣が得点を積み上げられなかったこともあり、前日までの得点率5位から大きくジャンプアップ。優出どころか、ポールポジションまで手にした。
そのファイナル戦も、混戦シリーズにふさわしいレースとなった。スリット先制はカド室田泰史、コンマ13の踏み込みで襲いかかるが、スロー勢もイン中嶋誠がコンマ17、2号艇の奈須啓太がコンマ15、3号艇の枝尾賢はコンマ17と負けていない。奈須が先まくり敢行、イン中嶋誠も握り返し、枝尾にズッポリの展開。差し抜けたかと思われたが、5コースから二番差しの中嶋健一郎がバック線で艇を伸ばし2M枝尾にプレッシャーをかける。枝尾のターンはややふくれてしまい、そこをイン立て直してバック線で中嶋健の外側を並走していた中嶋誠が差し返しのハンドル。そのまま二周ホーム抜け出しに成功し、2010年2月以来、久々の優勝(通算では28度目)を飾った。
次位争いも激しかった。奈須が猛チャージをかけ三周1M差し、バック線で枝尾を捕らえたが、三周2M枝尾が気合の差し返しを決めてゴール前微差も奈須を振り切った。九州勢のワン・ツー・スリーの結果となった。2連単1-3、530円は一番人気、3連単1-3-2、1770円は三番人気。
なお最終日の万舟券は3本(3R、5R、10Rは5万円券)。1号艇の成績は4勝、2着4本、3着1本だった。