小池修平と上田龍星の同県同期対決に注目!

1/20 23:55更新
今節は養成所チャンプが4人参戦。115期の野中一平、117期の小池修平、122期の原田才一郎(病気のため帰郷)、123期の前原大道が同期の顔として華々しくデビューを飾った。

歴代チャンプはそうそうたる顔ぶれだが、注目度の高さから遠回りしてしまうケースもある。117期の小池と上田龍星の関係性がそれを物語っている。117期の修了記念レースで1号艇は上田、4号艇は小池、2号艇が中村泰平。在校勝率上位の吉田凌太朗、裕平兄弟は事故率オーバーで修了記念レースには出場できなかった。117期は修了記念レースでは珍しく、6号艇の花本剛が前付けで3コースを取りきり、小池は絶好のカド戦。まくりを決めた小池がチャンプとなり、6コース回りの中村が2着。1号艇で注目を集めた上田は3着という結果に終わった。

当時から上田と小池は性格が真逆。寡黙な上田に対し、小池は目立つことが大好きな大阪人。担当教官だった荘林幸輝氏は上田の将来性を高く評価する一方で、人間関係で悩むことにならないかと心配していた。派手にまくって優勝した小池が脚光を浴びる中、悔しさをかみしめ戻って来た上田を真っ先に出迎えたのが荘林教官だった。肩をポンポンと叩いてねぎらった教官はつぶやいた。「よし、これで上田は強くなれる」。デビュー後、2人の立場は逆転した。

順調に出世街道を歩む上田とは対照的に、小池は事故に苦しんだ。共に15年11月住之江でデビューし、上田はデビュー節で初勝利。小池は16年9月当地が水神祭。その2カ月前に、上田は既に優出を果たしていた。両者の差は大きく開いていたが、事故点から解き放たれたれるや小池が猛追撃。昨年は上田が優勝ゼロ、小池がV5で通算優勝は共に8回を数える。そんな両者のライバル伝説はまだまだ始まったばかりだ。

同支部に同期のライバルが存在した彼らとは違い、23年ぶりに岡山支部の養成所チャンプとなった前原は孤独な戦いが続いた。デビュー1走目に2着となるも、その後は事故を多発し回り道を余儀なくされた。小池と前原、似た境遇にあった2人は一年前、当地のルーキーシリーズの優勝戦で対戦した。結果は小池が逃げて優勝し、前原は4着。今大会は初日に対決し、6枠から2コースへ動いた小池がまくりに出たところを前原が差して白星発進を決めた。さまざまな思いが交錯する今大会。V候補・上田を取り巻くバトルはドラマチックな展開となりそうだ。
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