上野真之介、1年越しのドリーム

10/25 20:28更新
26日から平和島SGダービーがいよいよ開幕する。常連組からSG初出場の古澤光紀、山崎郡などフレッシュな面々とバラエティーに富んだメンバーが集結した。
ドリーム組も豪華メンバーが並ぶが、そんな中、ノンタイトルで初選出されたのは4号艇・上野真之介。上野にとってはこれが初めてのSGドリーム入り。「SGどころか、GIでもドリームに乗ることなんてないのに(笑)。すごいメンバーの中に入って孤独感がハンパないっす」と苦笑い。だが選考勝率は堂々の4位。この1年間の充実度、地力では決して引けを取らない。

そんな上野だが、実は昨年のダービーでもドリーム入りの"チャンス"があった。昨年は選考勝率6位でダービーに出場。ただ、6枠は施行者推薦枠として扱われることが多く、ドリーム6号艇は選考勝率7位の桐生順平と入れ替わった。「僕の実力とネームバリューでは仕方ないですよ」と肩を落としたが、今年はさらに順位を上げた。4位なら入れ替えられる心配も無用。晴れて初のドリーム入りとなった。

初めてのドリーム、相手は銘柄級ばかりとはいえ“お客様”で終わるつもりはさらさらない。「1号艇の人(師匠の峰竜太)をやっつけたいですね。せっかくのドリームですし、楽しんで、何か爪痕を残したい」と意欲満々。エンジンにも「負けることはなかったし、すごく乗りやすかった」と手応え十分。初ドリームで師弟対決。4号艇からどんな戦いを見せるのか、注目したい。
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