今節を振り返る

10/14 22:00更新
〈初日〉波乱続出の幕開けとなり、逃げが決まったのは4回だけ。12R・キングDRはいち早く整備に着手した今垣光太郎がまくり差しで勝利。インの毒島誠は2着、F2の松井繁が2周1M差して3着に浮上し3連単は2万5千円台の好配当となった。オープニングの1Rは浜先真範がまくり差しを決めてGI初勝利。前走地宮島で10連勝完全Vを飾った藤山翔大はカドまくりで白星をもぎ取り12連勝。1Rでインから2着の入海馨は4枠の8Rでカド一撃を決めて地元GI初勝利。パワー断然の36号機を引き当てた渡邉和将は10R、3号艇・山田祐也の3カド戦をものともせず、4コースからコンマ02のSでまくり切った。2日目ドリーム1号艇の茅原悠紀はダッシュの2走で2、3着。濱野谷憲吾は3、1着。当地周年前年覇者の菊地孝平は3、5着とひと息。初日1走組では今垣、浜先、渡邉、藤山の他、山口達也が2Rで逃げ、松尾拓が5Rでまくり差し、坂口周が7R逃げて1着。2走組では入海が2、1着にまとめた。

〈2日目〉2日目のガァ~コDRは茅原がしっかりと逃げ切り、2コース差しの池田浩二が2着。6コースの篠崎元志が3着に続き3連単は4890円と中穴で決着した。逃げが4回の初日は3コースからのまくり差しが多く決まったが、逃げ5回の2日目はまくりが5回。初日インからSを遅れて2着の佐藤翼が3Rで6コースまくり、8Rで3コースまくりを決めて連勝を飾った。初日ドリーム戦で松井に道中抜かれ4着の桐生順平は2日目連勝。6枠の6Rはスローの4コースからコンマ01のSでまくり一撃。10Rは3コースからのまくり差しでインの松井を破った。初日1R、まくり差しでGI初勝利を飾った浜先は2日目7Rで2着。道中で毒島を抜き去りレース足の良さを見せつけた。4Rでまくって13連勝を記録した藤山は9R3着で連勝ストップも伸びは上々。地元勢はエース36号機の渡邉が1、2、2着。茅原が2、3、1着。初日4着の篠崎元が2日目まくりと逃げで連勝を決めた。

〈3日目〉3日目を終えて得点率トップに立ったのは1着2回、2着2回の渡邉。1号艇の5Rは5艇立て(1Rで負傷した中田元泰が欠場)となり、濱野谷、藤山と強敵ぞろいの一戦。2コースの濱野谷がコンマ01のSを踏み込んだが、1コースの渡邉はコンマ07で逃げ切った。6枠の4Rで3着だった茅原は12R、3コースからSはへこんだが、技ありのまくり差しでインの桐生を撃破。渡邉をピッタリマークする2位につけた。吉田拡郎は5枠の7R、まくり差しで白星。11Rは2コースから2着に粘り3位タイ。地元岡山勢が得点上位にズラリ並び、初日ドリーム戦でイン2着の毒島は3日目10R、3コースまくりで白星を挙げ吉田と同率の3位タイ。2日目連勝の桐生は3日目4、2着で5位。ワースト級のエンジンを着実に仕上げた前本泰和が3日目2、1着で6位へ浮上。ボーダーは通常より高く、15位タイの入海、齊藤仁、中島孝平、濱野谷が6.40。19位以降に6.25の今垣と松井・6.00の池田と森定晃史が続く混戦状態となった。

〈4日目〉注目のトップ争いは、6R1走の茅原が2着で得点率は8.33。8Rで渡邉が5着となり、前半1着で10Rに出場の毒島と佐藤の争いとなった。5枠で6コース回りとなった佐藤だが、2日目に続き6コースから豪快にまくり切って4勝目をマーク。得点率は茅原と同率の8.33をマークし、上位着順差でトップに立った。オール3連対で2勝の茅原は2位。8Rで5コース差し1着の桐生が8.17で3位に続き準優1号艇を手にした。次位は8.00で4人が並ぶ混戦。前半5着だった渡邉が12R、2コースまくりで池田を破り3勝目を挙げて4位。6枠の1走だった前本が9Rでインの藤山を破り2勝目を挙げて5位。毒島は10R3着で6位。吉田は6枠の3Rで2着に粘り7位通過となった。7Rで逃げた海野康志郎は7.67で7位。森定、入海も勝負駆けをクリアし、地元岡山勢は5人が予選を突破。ボーダーは6.00の上位着順差で、池田が19位で予選敗退。なお、ドリーム組の原田幸哉は病気、篠崎仁志は負傷のため帰郷した。

〈5日目〉準優10Rは枠なりの3対3の進入となり、インの桐生が1周1Mを先制。カドからコンマ09のトップSを放った菊地が攻めて行き、5コースの浜先がまくり差しで好位置へつけたが、バックで浜先を抑え込んだ桐生が2Mを先行し先頭に立った。菊地が2Mを全速で回って2着を確保。浜先は2M行き場をなくし6着まで後退。エース36号機を手にした渡邉は追い上げたが3着だった。11Rは6号艇の藤山がS展示も本番もスローの4コース。深い進入となったがインの茅原がコンマ12のSで逃げ切った。2コースの前本はまくりを敢行。S展示のスロー3コースから本番でカド5コースに転じた齊藤が差して2着。前本が2周1Mで3番手に浮上し、トップSを放った海野は4着。予選でまくり2勝の藤山は6着に終わった。12Rは2コースの毒島がコンマ04のトップSを放つも、1コースの佐藤が伸び返してイン先制。ターン後に力強く伸びて足の違いを見せつけた。差した毒島は2着で優出。優勝戦はGI初Vを目指す佐藤が1号艇。地元周年初制覇へ挑む茅原が2号艇。SGV3の桐生、SGV7の毒島は当地でSG優勝の実績。今年6月のグランドチャンピオンで優出2着の菊地は当地周年V2と水面相性は抜群。関東勢が4人優出を果たし、地元・茅原を包囲する形となった。

〈最終日〉快晴のもとで最終日を迎え、1Rは藤原啓史朗が逃げてシリーズ初白星。2Rは好素姓機の柳生泰二がまくって2勝目をマークした。3Rは白神優がカドまくりに出て、中島がまくり差しで勝利。追い上げた島村隆幸が2着、6コースの浜先が3着に続き3連単は4万6520円をつけた。4Rは無念の準優敗退となった渡邉が5コース差しで勝利。36号機のパワーで圧倒した。2着には6コースの魚谷智之が続き、入海が3着で3連単は1万7120円。5Rの師弟対決はインの山田が制し、田村隆信は3着。6Rは篠崎元が逃げて3勝目を飾り、池田が2着、3着に松尾が続き、2連単、3連単ともに一番人気で決着した。7Rは今垣、8Rは前本、9Rは田村が逃げ切り、一般戦は本命か好配当という極端な結果となった。準優進出メンバー5人と、入海の賞典除外により繰り上がった池田が対決した特別選抜B戦はカドから攻めて出た浜先にインの吉田が抵抗。2コースの今垣が差して先頭に立ったが、6コースから差していた池田が1周2Mをクルリと回って先頭に浮上。今垣は流れて2着。吉田は3着となり3連単は1万4240円。予選ではグラチャンV機の力を引き出せず未勝利で19位に終わった池田が5日目に連勝、選抜戦に繰り上がり、最後は6コースからの白星でシリーズを締めくくった。特別選抜A戦は前半4Rで5コースから差し、エース36号機のケタ違いのパワーを見せつけた渡邉が力強く逃げて最終日連勝。5コースの森定が2着に続き、地元岡山勢のワンツー決着。しぶとく立ち回った前本が3着に続き、3連単は5310円の中穴で決着した。
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