茅原悠紀の逆襲なるか!?

10/11 23:16更新
2日目までは晴天だったが、3日目は5Rから9Rまで雨。天候の変化が足に影響を及ぼした選手も見られた。ちょうど雨が降り始めた5Rに登場したのが渡邉和将。濱野谷憲吾、藤山翔大との伸び対決が注目された一戦は、1Rで負傷した中田元泰が欠場したことにより5艇立て。藤山は大外でも角度を付けてまくることができる。さらに3号艇の坂口周は3カド戦。2コースの濱野谷はコンマ01のSを踏み込むなど、渡邉への包囲網はかなりきつかった。そんな中、渡邉はコンマ07のSを決めて逃げ切った。大外5コースの藤山はコンマ25とSを遅れて不発。シリーズのカギを握る一戦は渡邉が制した。

6Rは佐藤翼のカドまくりが決まったかに見えたが、インの下條雄太郎が阻止。佐藤は5着に敗れ、2日目終了時のトップから順位を下げた。初日のドリームでイン2着の毒島誠は10Rでまくり1着。11Rは前本泰和が逃げてワースト級エンジンを立て直してきた。12Rはピット離れからヒヤリとさせられ、Sも遅れた茅原悠紀が絶妙のまくり差しでインの桐生順平を撃破。これでシリーズの行方がまた分からなくなってきた。

3日目終了時の得点率トップは渡邉。2位に茅原がピタリとつけ、吉田拡郎と毒島が3位タイ。超エース機を引いたプレッシャーと日々戦い続けている渡邉の4日目の出番は8、12Rで前半は6号艇。対する茅原は6Rの一回走りで2号艇。1号艇の藤山俊介はF持ちの上、今節はSが届かないと嘆いている。茅原がまくりで白星を飾る可能性は高い。両者は前走・多摩川周年で共に優出。渡邉は予選2位。茅原は勝負駆けをクリアして優出を果たし、優勝戦でカドまくりVを決めている。

渡邉はここ3節ノーハンマーだった伸び型ペラをバランス型に調整。濱野斗馬や田中辰彦が使用していた時ほど強烈に伸びて行くイメージはない。一般戦とは違い、伸び一本で白星を並べられるほど記念は甘くない。前検日に渡邉が行った調整はここまでは正解だろう。茅原が1着なら得点率は8.67。渡邉がそれを上回るためには6、2枠の4日目に1、2着が条件となる。ハードルは高いが、不可能な足ではない。まずは6枠の8Rをどう乗り切るかがポイント。超エース機を引き当てた渡邉のGI初優勝への戦いは4日目が正念場。最も怖い相手、茅原がヒタヒタと迫るそのプレッシャーに打ち勝てば道は開ける。
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