藤山翔大が3節通して12連勝!

10/9 23:45更新
初日は3コースからのまくり差しで始まり、3コースからのまくり差しで終わった。3コースのまくり差しは技も足の仕上がりも必要で高難度。それが、一日に5回も決まる現象が起きた。1Rの浜先真範は3回目のGI戦にして初勝利。当地でデビューし、当地で初勝利を飾った広島支部の浜先が、GI初勝利も当地で飾った。

まくり差しでの勝ち星を上回るインパクトだったのが藤山翔大、入海馨、渡邉和将のまくり1着。1Rでインから2着となった入海は8R、豪快にまくり切って地元GI初白星を挙げた。入海のGIデビューは今年9月の宮島周年で2勝。続く徳山ヤングダービーは準優3着からGI初優出となった。事故で遠回りしなければもっと早く記念戦線で活躍していてもおかしくない地元のホープである。

104期の藤山は昨年から大ブレーク。昨年2月常滑で、10年10カ月目にして初優勝。伸びに特化したまくりで一気に開花した。チルト3度で伸び型に仕上げる105期の菅章哉とは違うタイプだが、攻めは一直線。初日は4コースカドからコンマ08のトップSを放ちまくり切った。藤山のまくりを見越していた茅原悠紀がまくり差しで切り込んだが、バックで伸びた藤山に軍配。途中帰郷した徳山から10連勝完全Vの宮島を経て12連勝を決めた。藤山はレース後すぐに整備を行い試運転。「特に伸びに寄せているわけではないが、伸びはいい。枠に応じて調整する」と準備万端。自身のスタイルでGIを戦う自信を感じさせた。連勝を意識するかと尋ねると「まくりでの1着にこだわりたい」とキッパリ。宮島では1号艇時の準優で3コースからまくりも決めているが、予選道中と優勝戦は逃げで勝利。何なら全部まくりたかったという藤山の勢いに他の選手は太刀打ちできなかっただろう。

藤山が宮島で乗っていたのは36号機。そして、偶然にも当地でモンスターエンジンと呼ばれているのも36号機だ。1カ月間使用されていないため動きの鈍いエンジンが多い中、渡邉が引いた36号機は別次元。初日は10R、4枠の1走。3号艇の山田祐也はやむなく3カド戦に出たが、渡邉を止めることはできなかった。異次元のパワーを誇る渡邉にも悩みはある。「行き足から伸びが良すぎて、いつもの景色だとSが入らない。思った以上に進む。切らないように落ち着いて走ります」と36号機と呼吸を合わせてSに集中する構えだ。鳴門周年では峰竜太を撃破した菅章哉のレースが話題となった。当地でも伸びで勝負する2人が注目の的。2日目も両者の攻めっぷりにこうご期待!
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