最大の注目は小池修平!

9/5 17:15更新
イースタンヤング(EY)とウェスタンヤング(WY)の覇者、それに選考勝率上位の4名が順当に優勝候補の最上位と見立ててよいだろう。

EY覇者・永井彪也は既に一昨年の第6回を制しており、勝負強さはピカイチといえる。6月にWYを完勝した村上遼は、7月のルーキーシリーズ2戦(前哨戦の当地開催も含む)も制圧。近況は上々で、『卒業V』も十分視界内だ。

選考勝率トップの上田龍星は、昨年のこのレースの展望で「ルーキーシリーズV3でこのレース向き」とクローズアップしたが、その期待通りに1号艇で優出。しかし差されて悔しい3着。さらに6月のEYでも1号艇で優出しながら永井のツケマイに屈した。だが“三度目”はあるまい。

出場順位4~6位の3選手は、いずれも既にGIのタイトルを獲った格上の存在といえる。上條暢嵩は一昨年の下関ダイヤモンドカップを優勝、ただこのヤングダービー(YD)で好走歴が少ないのは不思議。羽野直也は4年前の17年10月に大村65周年を制し、翌18年の第5回YDでは優出4着。さらにSG優出の経験も積んだ。仲谷颯仁は17年の第4回YDで準優勝の後、18年2月に九州地区選を制している。

最大の注目は小池修平。今年に入って既にルーキーシリーズでV4の荒稼ぎ。5月以降の近況も6優出と安定している。同じ大阪の井上一輝は昨年のYD優出で名を売ったが、当地は好実績の水面。今年も不気味だ。

5月に平和島周年を快勝した栗城匠は、このレースに初参戦。3月のルーキーシリーズ優勝も平和島だった。当地でその地力アップを証明できれば一気に優勝戦線へ食い込む。さらに関浩哉はデビュー初優勝がこのYD第5回。昨年も優出を果たし、EYでも準V。ルーキー戦では実に強い。

ただひとりの地元・佐々木完太は上昇度が目を引いていたが、痛恨のF2。オール6コース宣言もしている。
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