蒲郡でのナイター決戦!

10/9 14:16更新
昨年のダービーを思い起こすと、メモリアルまでSG優勝戦でインが9連勝していた。しかしインが弱い平和島とはいえ、このダービーでそれがストップ。今年のSGはここまで5開催でインは3勝。昨年までのインの絶対感は感じられない。

そして今年は蒲郡でのナイター決戦だ。当地では2002年に史上初のナイターSGを行い、それ以来9回のナイターSGを数える。そのうち7回は優勝戦でインが敗れており、いかにも波乱含みだ。

もちろん最大の注目は、若松オーシャンカップではまくり切り、丸亀メモリアルでは逃げ圧勝の毒島誠に集まる。メモリアル後に一時体調を崩したとも伝えられたが、その体調が戻っていればアウトでも自在性が極めて高く、偉業への期待は高まる。

これを追う一番手は峰竜太だ。今年の年間勝率は独走、1着回数でも1位に並んでいる。賞金額はSGを勝っていないのに3位。今年は記念の準優で失敗することが多かったが、9月の多摩川周年を制してその嫌なパターンにも終止符を打った。峰にとっては15年のメモリアルで逆転負けを喫した水面だが、その雪辱を果たすチャンスでもある。

毒島と峰にとって誰よりも怖い存在は、ダービーでは無類の強さを誇る瓜生正義だろう。10、13、16年と最近8回のうち3回優勝。まだ誰も記録したことのないダービーV4をもくろむ。例年、夏場まではひと息でも秋の声を聞くと急上昇してくるのがパターン。今年はGI戦線に半年以上出られず7月末に復帰。まだ賞金ランク23位と低いが、瓜生がグランプリ圏外のままとは考えにくい。鳴門周年で集団Fの一員となってしまい、年末へはここ一発勝負となり、もはや後がない。

この瓜生と同じくGIから遠ざかっていた太田和美。“最強のA2”としてGⅡと一般戦で優出ラッシュを見せていたが、こちらもA1復帰後の7月末から記念戦線にカムバック。9月のびわこ周年は優出と調子を上げてきている。

逆に、今年の夏はトップクラスの間でもFが相次ぎ、既にチャレンジカップの不出場が確定している強豪も何人かいる。その代表は、グラチャンを制覇した白井英治と、GI2勝+GⅡ1勝、新期だけで6優勝と荒稼ぎしていた吉川元浩の両者だ。賞金2位の白井はベスト6入り当確だが、6位の吉川はできればここで上位に入っておきたい。

そして、蒲郡のナイターSGではまだ愛知勢の優勝がないが、今年は5選手が参戦。中でも『蒲郡の主』というべき赤岩善生は執念を燃やしているはず。池田浩二も近況勝率8点オーバーとジリジリ調子を上げてきた。ダービーはその歴史を見ても地元Vが多いだけに要警戒だ。
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