~レディースオールスター優勝戦展望~

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

田口節子

強い風に立ち向かいながら、連日厳しいバトルが展開されたGⅡ「第6回レディースオールスター」は、優勝戦のメンバーが出揃いました。

それでは、今回の「実況アナの穴目八目」は、GⅡ「第6回レディースオールスター」優勝戦展望をお送りします。

優勝戦のメンバーは、①田口節子高田ひかる長嶋万記守屋美穂細川裕子松尾夏海。昨年末のクイーンズクライマックス覇者の田口節子選手が、シリーズ初日の連勝の勢いそのままに、優勝戦の1号艇を掴み取ることになりました。

準優勝戦は、1号艇の選手が順当に勝ち上がり、高田選手&長嶋選手が田口選手とともに内枠を占めることになりました。進入予想は、123カド456と枠なりで落ち着きそうなので、田口選手の5日間の戦いぶりとみていると、かなりの確率でVを手にすることになりそうです。

ただ、田口選手にとって敵になりそうなのが「天候」です。優勝戦当日の風速予想が5メートル前後ですが、これよりも強くなる可能性はあります。そうなると、他の選手にも田口選手の隙を突くチャンスが出てきます。1人目は、GⅡ以上のタイトル初奪取&通算1000勝達成を目指す長嶋選手。2人目は、カドの4コース想定で過去に何度もまくりを決めている守屋選手。高田選手は?と聞きたくなるファンも多いと思いますが、差しの可能性が高い中、田口選手の内に届かせるのはかなり難しいと私は予想します。

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。