大村周年は29、72、51号機が3強

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ボートレースの基本はモーター勝負です。格上という言葉があまり意味をなしません。大きな流れでみれば、トップ級と呼ばれる選手がそれなりの勝率を残すものですが、トップ級が揃う周年記念などになると、モーター勝負の色合いが強くなります。良いモータを手にした時に、良い結果を残せるかがトップ級の仕事です。グランプリに出場する選手のほとんどが、良いモーターを手して、その時だけ結果を残した選手です。 1年を通じ結果を残し続けた選手は峰竜太くらいですが、その峰はグランプリで結果を残せませんでした。選手に優勝候補があるように、いまはモーターの優勝候補も知っておかなければならない時代なのです。

大村のモーターで2連対率上位の29号機です。前回は加藤奈月が手にしていました。途中帰郷したものの、55キロと女子の中では重量級にもかかわらずまくりで見せ場を作っいました。72号機は大橋栄里佳が選抜戦で1着になったモーターです。機歴が抜群です。出足型で実戦向きです。51号機は川野芽唯が優出しています。渡辺千草が使用した33号機もトップ級の動きです。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。