外れた後が気がつく外れの理由

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1月1日に行われた大村の優勝戦が大荒れでした。中村亮太が4号艇から1コースを取ったことで、1号艇の原田幸哉が勝てませんでした。スタート展示で中村はスローの3コースを選択していました。チルトは0度です。スローに追い込みダッシュを選択するのかという考えもありましたが、実戦では中村の1コースでした。結果は3コースの村上遼がまくり差しで1着を取り、高配当になりました。

原田と中村は、地元の優勝戦で何度も激しいレースをやっています。ワン・ツーは1回ありますが、ほとんどのレースでどちらかが着外落ちしています。そのことに気がついていれば、中村と原田の競り合いは想定の中の一つになるはずです。舟券が外れた後になって気がついても手遅れです。それがないように、できる限りの情報を集めておくようにしておくことです。情報は舟券選択のために必要です。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。