予選で一度逃げたら、二度目も逃げる

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チャレンジCの出場者は2015年の16回大会から34名になっています。LチャレンジCで女子選手が走るようになった関係でも52名から34名(15回大会のみ32名)に減りました。レース数が少ないので、予選で1号艇が何度も回ってくることはありませんが、終盤になると2度目の1号艇が回ってきます。予選で1コースから逃げている選手は、そのときにスタートをイメージできるので、2度目の1コースのスタートで遅れることはありません。とりあえず1号艇からの舟券を買っておきましょう。

一方、1コースで負けている選手は、モーターの仕上がりに何らかの問題がある選手です。スタートが届かない、ターンで流れるといったことが起きます。モーター調整で直れば問題なしですが、簡単に直るモーターはありません。不安を抱えたままの2度目の1号艇は、勝つか負ける半々です。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。