ヴィーナスSは5艇レースと割り切れ

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128期は10名の女子選手がデビューしています。大久保祐香と神里琴音が初勝利を挙げていますが、勝率は1点台のままです。女子の大量養成は過去にもありましたが、大半の選手が実力アップに苦しみました。

ヴィーナスSは、大量養成された女子選手も出場します。前半のレースなら同格戦といったレースで出番もありますが、2回走りの後半のレースは強い相手との対戦になります。希望コースは「アウト希望」を出すでしょうから6号艇に回されます。スタートは行けても、ターンの技術が見劣ります。以前のようなベテランが出場しないヴィーナスSなら同格戦で一発のチャンスが何回かありました。しかし、今は状況が違います。向上化ルールがあるので、生き残りを懸けて勝負に出るベテランがいるからです。若いからスピードがあるのは、ターン技術のある選手です。1点台ではスピードターンはできません。舟券の対象外です。5艇レースと割り切り、そこから絞ってください。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。