ヤングダービーの舟券

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●ヤングダービーの舟券

勝てないSG経験者を探せ

ヤングダービーではSGの出場経験のある選手に人気が集まります。ところが、そんなSG経験のある選手でも人気倒れになって高配当を提供する選手が必ず出ます。前回の琵琶湖では大山千広上條暢嵩が人気倒れでした。大山は直前の女子戦で2本目のフライングをしてスタートを行けない立場でした。上條は2日目の事故でモーター変調です。それにも関わらず人気になり、着外落ちしたときに中穴を提供していました。SG経験者がコメントで不安を一つでも口にするようだと、かなり重症だと判断してください。

・大山の成績 ④④①④③⑥②①⑥

・上條の成績 ②失①④④⑤②⑥①

高配当連発は初日好スタートの女子選手

年間勝率で出場選手が決まるヤンクダービーはには、女子戦も数多く出場します。今回は渡邉優美をはじめ8名が出場です。前回の琵琶湖は9名、前々回の三国は5名出場しました。スピードで男子選手に負けるのではないかと人気を下げますが、軽量を活かしたレースで高配当を連発します。前回は出口舞有子西橋奈未が活躍して高配当に貢献しました。出口は節間で44040円、10330円、29240円と3回も万穴に絡みました。狙える女子選手のサインは、初日に好スタートを切った選手です。

出口舞有子の成績 ①⑤①④①準5②

西橋奈未の成績 ②②⑥④④⑤②③

荒れる2日目、平穏な5日目

常に波乱を含んだヤングダービーですが、配当の落ち着く日があります。それは準優が行われる5日目です。理由は、モーターの出ている選手が1回走りになり、一般戦はモーターの出ていない選手ばかりになるからです。中枠から攻めるレースが減れば、1コース有利なレースが増えます。準優は好成績順に1号艇からシードされるので、実力、モーター上位の1号艇が1着を取ります。荒れるのは2日目で、ドリーム出場組が惜敗して万穴になるパターンが増えます。

●開催日別の1コース1着率と3連単万穴(過去3年間)

開催日 1日 2日 3日 4日 5日 6日

琵琶湖

1枠1着 5 4 7 5 11 9回

万穴回数 2 7 1 2 0 1回

三 国

1枠1着 8 6 7 6 8 9回

万穴回数 3 4 4 3 3 2回

浜名湖

1枠1着 6 4 8 7 8 6回

万穴回数 4 2 3 4 2 1回

●今期(5月以降)優出回数の多い選手

8回…小池修平(大阪)

7回…村上 遼(長崎)、渡邉優美(福岡)

6回…中村晃朋(香川)、中田達也(福岡)、野中一平(愛知)、関浩哉(群馬)

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。