~GI大渦大賞 開設68周年記念競走・準優勝戦展望~

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白石健

新型コロナウイルス感染者の発生があり、昨日(18日)中止順延となったGI「大渦大賞開設68周年記念競走」。仕切り直しで、今日(19日)は予選最終日のレースが行われ、準優勝戦進出の18選手が決定しました。

それでは、今回の「実況アナの穴目八目」は、GI「大渦大賞開設68周年記念競走」準優勝戦展望をお送りします。

まず、準優勝戦・第10レースの展望です。メンバーは、①白石健峰竜太丸野一樹吉田俊彦山田祐也森野正弘。実績モーター・82号機のパワーを駆使し、予選3位で準優の絶好枠を掴んだ白石選手。特に、今日の12レースで逆転の3着獲りは、機力は本物であることを裏付ける結果となりました。

最初の準優の進入想定は、123カド456の枠なりと読んでいます。スタートが五分なら、白石選手があっさりと逃げ切るでしょう。相手は、安定感を維持する峰選手と機力良好な丸野選手。逆に、初日連勝だった地元の山田祐選手は準優メンバーの中だと苦戦必至で、狙い目としては敢えて外さざるを得ません。

したがって、準優10レースのフォーカスは、1-2-3・1-2-4・1-2-6・1-3-2・1-3-4・1-3-6の6点に絞ります。

続いて、準優勝戦・第11レースのメンバーは、①西山貴浩岡崎恭裕君島秀三菅章哉原田幸哉辻栄蔵。連日、高い注目を集める地元の菅選手が、不良航法の減点のハンデを乗り越えての予選突破!!好枠勢に対して挑戦状を送りつける構図となりました。

菅選手は、チルト3度にしての6コースを念頭に置いてのコース取りです。あとは、原田選手のコース取りも侮れません。したがって、進入予想は123カド564か125カド364が有力と読んでいます。準優の中では。最も心がワクワクしてくる一戦になること間違いありません。

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。