●チルト3度の成績(5月~直近、成績表示は直近から)

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●チルト3度の成績(5月~直近、成績表示は直近から)

菅章哉 コース 6566565665344345556665636

(徳島) 着順 3346112411611614431112146

伏田裕隆 コース 666666666566

(東京) 着順 216563124445

松瀬弘美 コース 656666666

(静岡) 着順 542531613

菅の3カドは成功しない

3カドでチルト3度に上げたレースが3回ありますが、成功していません。4コースだと3戦4勝と結果を出しています。6コースは勝つか負けるか。5コースは2、3着もあるので買い方が難しくなります。伏田のチルト3度は一発屋です。高配当になるので、チルト3度のときは買い続けた方通いでしょう。松瀬は8月頃からチルト3度で走るようになりました。中間着も多いので、狙いにくい選手です。

全国24場のチルトMAX

・チルト3.0度 平和島、多摩川、浜名湖、蒲郡、常滑、津、三国、尼崎、鳴門、児島、宮島、下関、芦屋、唐津

・チルト2.0度 徳山

・チルト1.5度 江戸川、びわこ、住之江、若松、福岡、大村

・チルト1.0度 桐生

・チルト0.5度 戸田

チルトは「チルトアジャスター」の略で、モーターの取り付け角度を変えるための五角形の金属板です。ボートレースのヨーロッパ遠征のときにアイデアが浮かんだと言われています。

チルトを上げると、プロペラが水面に近づき、ボートの舳先が上がるようになります。直線のスピードは出ますが、ターンが難しくなるというデメリットもあります。1着か着外といったレースで、助走距離を十分に取れる選手が一発勝負のときにチルトを上げます。反対にチルトを下げるとターンの安定感が増しますが、直線の伸びが犠牲になります。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。