シード番組の1-2=3にリスクあり

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

モーターが低調で、成績の振るわない選手を集めたレースのことを「敗者戦」と呼んでいます。かつて住之江では1Rを敗者戦にして、全員が1回走りでした。そこで3着以内に入らないと2回走りをもらえないというルールがありました。6日間走って6回しか出走がない選手もいました。ただ、2回走り欲しさにスタートを行く選手もいて、スタート事故が絶えなかったようです。最近はそうした敗者戦が減って、シード番組が増えてきました。1号艇がA級で、残りがB級というレースです。1号艇の1着が堅いので1-2=3を買いたくなりますが、決まりそうで決まらないのがシード番組の1-2=3です。理由は2コースからの差しが決まらないからです。低調機は引き波に弱いので、差しに回るって2着を確保しょうとしても、引き波の中で抜け出せません。2コースの大敗もあるので、1-2=3は堅そうに見えて堅くありません。

桧村賢一の新刊が発売決定!ご購入はこちら

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。