~プレミアムGI第35回レディースチャンピオン・優勝戦展望~

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小林アナバナー

遠藤エミ

プレミアムGI「第35回レディースチャンピオン」の準優勝戦は、10レースと11レースは3連単万舟券、ラストの12レースでもシリーズリーダーの遠藤エミ選手が西橋奈未選手のまくり差しで並走に持込まれながら、1周2マークで逆転での1着と厳しい薄氷を踏む思いをした戦いとなりました。いよいよ、明日(9日)には第35代の女王を決める優勝戦が、最終・12レースで行われます。

それでは、今回はプレミアムGI「第35回レディースチャンピオン」優勝戦展望をお送りします。

優勝戦メンバーは、①遠藤、②櫻本あゆみ、③高田ひかる、④山川美由紀、⑤渡邉優美、⑥西橋。苦しんだ準優勝戦を突破し、遠藤選手がまだ手にしていない伝統の女王タイトル奪取に王手をかけることになりました。

進入想定は、高田選手が「3コースのカドにしたい」というコメントしているだけに、12カド3456が有力です。ただ、高田選手はピット離れに難があるので、12カド4563や124カド563、12456カド3という可能性も残されています。

しかし、優勝戦日のBOATRACE浜名湖の天気は台風の影響で、雨に加えて10メートル近い向い風が吹く予報なので、安定板装着してのレースが濃厚です。そうなると、ダッシュ勢の伸びが活かされないので、遠藤選手の逃げが決まりやすい状況にあります。ただ、波の状況によってはターンミスが出やすいので、遠藤選手以外のVがない訳ではありません。

そこで、荒れ水面を苦にしないレーサーとして、私が推奨したいのが西橋選手。三国の水面で鍛えられていて、度胸もあることも追い風になってきます。

それでは、優勝戦のフォーカスです。本線、遠藤選手から西橋選手絡みで、1-6=流の8点。そして、穴は1マークが大混戦になって、西橋選手が突き抜けての6-流-流の20点を100円でもいいので押さえてみることをおススメします。

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。