地元戦に縁がない? 篠崎元志

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篠崎元志

4日が最終日だった若松のゴールデンウイーク戦は、予選トップ通過の篠崎元志が準優→優勝戦ときっちり逃げて王道V。2月の若松に続く今年2度目の優勝を飾った。

若松のゴールデンウイーク戦は、デビュー初Vとなった2007年以来の優勝。若松はGI優勝歴もある好相性の水面だが、意外なことに、地元福岡支部の選手が集まるレースでは結果を残していないのだ。

GW戦に限らず、正月戦・お盆戦に広げても、過去5年の優勝者に篠崎仁志西山貴浩池永太田頭実小野生奈の名前は並んでいても、篠崎元志の名前はない。

これは若松に限ったことではない。芦屋でも過去5年間で仁志が3回、瓜生正義と岡崎が2回ずつ優勝しているのに対し、元志は1回だけ。福岡では仁志が3回に対して、元志はゼロだ。

福岡は3場あるため、主力選手は正月戦、GW戦、お盆戦では持ち回りで出場することが多い。(若松が純地元の西山貴浩のような存在は除く)。もちろん元志はどの場を走っても優勝候補となるのだが、地元レースの優勝には縁がなかったのだ。

ともあれ、縁がなかった若松GW戦で久々の優勝を飾った元志。5月25日からは若松でSGオールスターも開催される。平凡なエンジンに苦しみながらも優勝を飾ったことは、調整面でのアドバンテージも大きいはず。悲願の地元ビッグタイトル獲得へ、これ以上にない弾みになった。