オリジナル展示データは色より数

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

展示航走が終わると展示タイムが公表されます。レース場によっては、その後にオリジナル展示データが公表されます。1周、まわり足、直線タイムです。これに展示タイムが加わり、4項目のタイムが分かる仕組みです。それぞれについて1番時計が赤色、2番時計は黄色、3番時計は緑色で表示されます。

赤色が良いに決まっているので、赤色を出した選手の舟券を買いたくなります。しかし、一つだけ赤色がついている選手のタイムを厳密に調べると2番時計を出している選手と微差の場合が多く見られます。舟券の貢献度は期待したほどではありません。一つだけ赤よりも、すべての項目に色がついている方が舟券貢献度は高くなります。もちろんオール赤なら舟券から外せません。すべてに色がついていれば、総合的に良いモーターということです。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。