PGIマスターズチャンピオン・準優勝戦展望

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今垣光太郎

研ぎ澄まされた熟練の技の競演がファンの心を惹きつけているBOATRACE下関のプレミアムGI「第22回マスターズチャンピオン」。予選4日間の息を飲む激闘の末、準優勝戦に駒を進めた18選手が決まりました。

そこで、今回の「実況アナの穴目八目」は、PGI「第22回マスターズチャンピオン」準優勝戦展望をお送りします。

まず、準優・第9Rの展望です。メンバーは、①原田幸哉瓜生正義松井繁金子龍介今垣光太郎丸尾義孝。切れ味あるスタートを武器に、上位戦線で戦った原田選手が、最初の準優の1枠を掴み取りました。

マスターズチャンピオンの予選は、随所でかなり激しい進入争いが見られましたが、この準優・9Rは123/456の枠なりで落ち着くでしょう。

さて、私の思う原田選手のイン戦はあっさりと完勝というケースと、足元をすくわれて敗れるケースと勝ち負けが割合はっきりとしています。そうなると、本命の狙い目と穴の狙い目を提供する必要があります。私の推奨する穴を提供する1番手は、カドからのスタートになる金子選手。下関との相性は抜群で、波乱を巻き起こす予感がしてなりません。そして、2着・3着の候補として私・小林アナの一押しが今垣選手。予選ラストに見せた気迫の3着獲りは、準優で必ず見せ場を提供してくれる筈です。

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。