明日20日から第22回マスターズチャンピオン=下関

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●マスターズチャンピオン選出基準

1 2021年4月1日現在で満45歳以上

2 優先出場

・前年度当該競走の優勝者

・マスターズリーグ優勝者

・当該施行者の希望する選手2名

3 過去1年間(2020年2月1日~2021年1月31日)の勝率上位者

4 出場回数が140回に満たない選手は選出除外

 

●マスターズリーグ優勝戦成績

大会 レース場 優勝者 3連単出目 配当

第1戦 大村 野中義生(静岡) 6-5-1 222,700円

第2戦 江戸川 橋本久和(群馬) 1-2-4 960円

第3戦 徳山 岡瀬正人(岡山) 1-3-4 1,130円

第4戦 津 金子良昭(静岡) 1-2-3 910円

第5戦 三国 中辻博訓(福井) 1-3-4 1,310円

第6戦 平和島 吉川昭男(滋賀) 5-3-2 47,450円

第7戦 浜名湖 平尾崇典(岡山) 1-2-6 3,360円

第8戦 唐津 芝田浩治(兵庫) 1-3-5 2,470円

第9戦 住之江野添貴裕(大阪) 1-2-4 1,020円

第10戦 鳴門 仲口博崇(愛知) 2-3-1 9,280円

 

マスターズリーグ戦の優勝者は、GI優勝実績のある選手がほとんとです。かつて「マスターズ・谷の世代」がGI初優勝する時代もありましたが、いまは毎回SG優勝戦実績のある選手がたくさん出場しています。実力差の大きなGIということになります。1コースが勝てば落ち着いた配当、負ければ万穴というパターンです。面白いのは優勝戦で1コースの2着がない点です。1コースが負けたレースの決まり手を調べると、まくりでの優勝は1回もありません。差しかまくり差しです。これもマスターズリーグの特徴です。

 

●前回大会=津の開催日別配当傾向

開催日 ~990円 1000円~1990円 10000円~

1日 2回 3回 1回

2日 1回 3回 2回

3日 0回 3回 1回

4日 4回 5回 0回

5日 1回 7回 3回

6日 1回 4回 2回

 

前回の津マスターズの開催日別の3連単の配当傾向を調べると、日を追うにしたがって1990円までの配当が多くなります。特に最終日の勝負駆けの日は本命ラッシュです。実力者を準優に乗せたいという番組面の配慮も否定できません。1号艇を手にした有名選手がスタートを決めて押し切るレースが増えるからです。万穴は期待したほど出ていません。シリーズを通じて9本ですが、前付けなどでコース取りが乱れたレースの万穴は5回もありました。

 

●マスターズ出場選手の通算1着回数&獲得賞金

1西島義則2753勝 1松井繁38億719万円

2金子良昭2489勝 2今垣光太郎24億766万円

3市川哲也2448勝 3瓜生正義23億092万円

4今村暢孝2418勝 4濱野谷憲吾22億685万円

5三角哲男2367勝 5太田和美21億865万円

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。