GIツッキー王座決定戦・優勝戦展望

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中野次郎

5日目に行われたGI「開設69周年記念 ツッキー王座決定戦」の準優勝戦は、パワフルなまくりが決まったり、3連単で2万円台の配当が飛び出したりなど、様々なレースシーンが見られました。そして、最終日の優勝戦に駒を進める6選手が決定しました。

それでは、今回はBOATRACE津で開催されているGI「開設69周年記念 ツッキー王座決定戦」優勝戦展望をお送りします。

優勝戦メンバーは、①寺田祥長岡良也中野次郎丸野一樹深谷知博豊田健士郎。大接戦の末に予選首位通過した寺田選手が、ラストの準優で人気に応え、津のGIで初の優勝戦に進出しました。

しかし、寺田選手のイン絶対ではないと思うファンは少なくない筈です。何といっても、スタートに課題が残ることが予選最終日の12Rと準優勝戦で一目瞭然です。したがって、寺田選手以外の優出メンバーの誰もが優勝のチャンスが巡ってくることは間違いありません。

では、私・小林アナの一番の注目選手は誰か!?というと、今日の準優・10Rで強力なカドまくりで圧勝した中野選手。優勝戦は3号艇で、枠なりならスローからのスタートになりそうですが…。それでも、全速でスリット線上を駆け抜ければ、1周1マークで主導権を握れる可能性は十分あります。

したがって、優勝戦の狙いは中野選手を軸にすることをお奨めします。本線は中野選手を頭に、鋭いハンドルワークを見せる丸野選手絡み。穴は、丸野選手の突き抜けで万舟券狙いです。フォーカスは、本線が3-4=流の8点。穴は4-3=流しの8点で勝負します。

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。