「地元の意地」で優勝できるほど甘くない

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優勝戦で外枠回りになった選手が「地元の意地でなんとかしたい」とコメントする場合があります。6枠で6コースだとまったく勝算がないので、前付けに出ます。しかし、優勝戦で「はい、どうぞ」と簡単に前付けを許す選手はいません。他の選手が勝って嬉しい選手などいません。少しでも上の賞金が欲しいのはプロとして当然のことです。期末になると勝率も関係してきます。前付けに動いた地元選手は、スタートを行くものの、ダッシュ駆けではないので、わずかにのぞくだけです。1マークも「地元の意地」で攻めるレースをします。それも勝算のある攻めではありません。攻めただけで吹っ飛んで行くパターンです。ほぼ自己満足に近い攻め方です。こんなときは、攻めるとわかっている選手の外隣がおいしい思いをして2、3着に食い込みます。