~実況アナの穴目八目~

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桐生順平

中国地区選手権は、激しい雪の降る中で優勝戦が行われ、茅原悠紀選手が人気に応えての優勝を飾りました。これで、残す地区選手権は関東と四国の2ヶ所となりました。なお、四国地区選手権が荒天のため中止順延となり、明日(18日)は仕切り直しの予選最終日を迎えることになります。

それでは、今回はBOATRACE多摩川で開催されているGI「第66回関東地区選手権」優勝戦展望をお送りします。

優勝戦メンバーは、①桐生順平後藤翔之飯山泰上村純一江口晃生濱野谷憲吾。準優勝戦は、11レースで3選手がフライングで散るなど、波乱の目立った戦いが続きました。

それでも、予選トップ通過の桐生選手が準優では唯一1号艇で人気に応えて勝ち上がり、優勝戦のポールポジション枠を掴みました。実は、関東地区選を初めて制したのが、5年前の多摩川でした。実績面と今回のモーターの仕上がりを見ると、桐生選手の単不動の狙い目を上げざるを得ません。進入は、5号艇の江口選手の前づけ必至ですが、インからしっかりと逃げ切る公算が強いと読んでいます。

そうなると、2着・3着候補になりますが、トップ級のパワーを誇る上村選手とレースの読みが的確な濱野谷選手を挙げます。気を付けて欲しいのは、準優勝戦での選手の動向を、優勝戦の展開予想では参考にしないことです。水面コンディションが違うことを考慮することが賢明です。

では、関東地区選・優勝戦のフォーカスです。ズバリ、1-4=流と1-6=流をお奨めします!!

なお、次回の「実況アナの穴目八目」は、BOATRACE丸亀GI「第64回四国地区選手権競走」の優勝戦展望をお送りします。

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。