全速が増えると差しにチャンスが来る

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事故防止の観点からモーターの低出力化が何年か前から始まっています。選手の方も対応策を考え始めており、レースの流れに変化が起きています。モーターのパワーが落ちると、引き波の対応が難しくなります。抜け出すことができないので、差しに回った選手が着順を落としてしまいます。それを避けようとして全速で引き波の中に入らないように走る選手が増えています。1コースが逃げて、2コースが差し、3コースが全速というのがこれまでのパターンでしたが、最近は1コースが逃げて、2コースが全速で、3コースも全速という展開もよく見られるようになりました。道中接戦でも全速で回す選手が増えています。それによる競り合いもあります。全速で回れば旋回半径が大きくなり、ターンマーク近辺ががら空きです。遅れた選手が最内を差して着順を上げるわけです。「差しが決まらなくなって、差しが決まり始める」となんともやっかいな展開が流行の兆しです。舟券が当たらないのも当然です。