~実況アナの穴目八目~

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上田龍星

5日目は絶好の水面コンディションだった影響で、1号艇の成績が1着・11本に2着・1本。準優勝戦も、1号艇の選手が順当に勝ち上がり、層の厚いメンバーでの優勝戦となりました。

それでは、今回の「実況アナの穴目八目」のコラムは、プレミアムGI「第7回ヤングダービー」優勝戦展望をお送りします。

優勝戦のメンバーは、①上田龍星磯部誠木下翔太関浩哉春園功太井上一輝。この中で、最後のヤングダービー出場になるのは磯部選手、木下選手、春園選手。特に、SG・GI戦線常連に名乗りを上げている磯部選手と木下選手にとっては、決死の覚悟で優勝戦に挑んでくる筈です。

機力面では、快進撃を続けている上田選手が一歩抜け出しています。逆に、シリーズ序盤から着々と仕上げてきたのは実力上位の磯部選手と木下選手。意外にモーターパワー良好なのは井上一選手。関選手と春園選手は、優勝戦のメンバーに入るとやや劣勢です。

こうなってくると、上田選手が本来のスタートを切れれば、一気にケリをつけると私は読んでいます。ただ、磯部選手や木下選手の勝負強さがハマれば、上田選手を打ち破る可能性は十分あります。ちなみに、優勝戦日の天気は、準優日と同様に風が2メートル前後と穏やかな水面という予想が出ていますので、思い切ったレースができる環境は揃いそうです。

では、私の見解はどうか?ですが…。上田選手が逃げ切れば、2着は磯部選手か木下選手が入って、ガチガチの本命予想になるでしょう。そして、穴は磯部選手か木下選手の強襲策を軸に狙い目を挙げていきます。

それでは、第7回ヤングダービー優勝戦のフォーカスです。本線は、1-2-346と1-3-246の6点。穴は、2=3-流と2-1-3と3-1-2を推奨します。

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。