新田雄史
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【解説版】津ボートレースダービー出場選手決まる、地元の新田雄史が有言実行の出場

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10月21日から26日までボートレース津で開催されるSG「第72回ボートレースダービー」の出場選手が決定した。

ダービーは前年8月1日から当年7月31日までの勝率上位選手が出場権を得られる大会。選考勝率1位は8.49の茅原悠紀。前期勝率は9点が視野に入っていたほど好調で、年間ベースでもトップを突っ走った。1位常連だった峰竜太が8.08で2位、前年覇者の桐生順平が8.03で3位。この3人が選考勝率8点オーバーとなった。

7.98の池田浩二、7.77の吉田裕平が4位、5位で続き、吉田は初のSGドリーム戦に選出されそうだ。

地元の三重支部からは新田雄史が単独出場を決めた。今年はV7と結果を残す新田だが、そのきっかけになったのがこのダービーだった。「兄に地元のダービーに出られなかったらどうするんやと言われて。それで正月からターンの練習をしてきました。人生で一番ボートに乗れているかな。ターン力はトップに引けを取らないくらいになったかな」と話し、6月の桐生周年で優勝した。ひとまず目標の地元SG出場を決め、目指すはもちろん地元SG優勝だ。

今回は末永和也北山康介海野康志郎小池修平守屋美穂柴田光金子拓矢秋元哲とダービー初出場選手が8名と多いのも特徴といえる。この中でSGそのものが初出場なのは、北山、柴田、秋元の3人。北山は妻である小野生奈から遅れること11年半。ついにSGの舞台を踏む。

柴田はデビュー34年5か月でのSG初出場となり、デビューからの歴代最遅のSG初出場記録を更新した。これまで記録を持っていたのは32年4か月の井川正人さんで、2013年クラシックがSG初出場だった。年齢においては、井川さんが55歳2か月で、柴田はそれに次ぐ53歳10か月となる。

秋元も初めてのSGだが、記憶に新しいのはやはりびわこの全国ボートレース甲子園で優勝戦1号艇に乗ったことだろう。優勝はできなかったが、節間オール3連対。GⅡなので勝率は1点増し、優勝戦でも1点追加され、勝率を大きく伸ばした。選考勝率は7.11の52位。結果的にSG初出場の決め手になったシリーズだった。

その一方で、ダービー最長連続出場は桐生の14年連続14回目。最多出場は守田俊介の24回目。久々の出場となるのは平田忠則の7年ぶり。

第72回ボートレースダービー 出場選手選出順位表

出場順位 登番 選手名 支部 勝率 備考
前年度優勝者 4444 桐生順平 埼玉 8.03 14年連続14回目
GP優出 4418 茅原悠紀 岡山 8.49 7年連続13回目
GP優出 3941 池田浩二 愛知 7.98 6年連続21回目
GP優出 4851 関浩哉 群馬 7.69 4年連続4回目
GP優出 4262 馬場貴也 滋賀 7.29 8年連続8回目
直前SGV 第71回ボートレースメモリアル(若松)優勝者
7 4320 峰竜太 佐賀 8.08 3年連続13回目
8 4914 吉田裕平 愛知 7.77 2年ぶり2回目
9 4504 前田将太 福岡 7.66 4年連続7回目
10 4500 山田康二 佐賀 7.60 3年連続3回目
11 4573 佐藤翼 埼玉 7.59 3年連続4回目
12 4503 上野真之介 佐賀 7.56 2年連続6回目
13 3721 守田俊介 滋賀 7.47 2年連続24回目
14 4760 山崎郡 大阪 7.46 2年ぶり4回目
15 4344 新田雄史 三重 7.46 3年連続11回目
16 4188 久田敏之 群馬 7.43 4年ぶり7回目
17 3897 白井英治 山口 7.43 2年連続18回目
18 5084 末永和也 佐賀 7.42 初出場
19 4535 北山康介 東京 7.33 初出場
20 3159 江口晃生 群馬 7.32 2年ぶり22回目
21 4166 吉田拡郎 岡山 7.31 2年ぶり9回目
22 4050 田口節子 岡山 7.30 2年連続9回目
23 4371 西山貴浩 福岡 7.30 2年連続5回目
24 4848 仲谷颯仁 福岡 7.28 5年ぶり2回目
25 4324 海野康志郎 山口 7.27 初出場
26 4544 松田大志郎 福岡 7.27 4年ぶり2回目
27 4547 中田竜太 埼玉 7.27 2年ぶり4回目
28 3719 辻栄蔵 広島 7.26 3年ぶり15回目
29 4019 笠原亮 静岡 7.24 2年ぶり7回目
30 4907 小池修平 大阪 7.24 初出場
31 3779 原田幸哉 長崎 7.22 2年ぶり17回目
32 4236 松村敏 福岡 7.21 2年連続4回目
33 3388 今垣光太郎 福井 7.21 2年ぶり23回目
34 4719 上條暢嵩 大阪 7.20 2年連続5回目
35 4427 秦英悟 大阪 7.20 4年ぶり2回目
36 3946 赤岩善生 愛知 7.19 2年ぶり17回目
37 4762 藤原啓史朗 岡山 7.19 2年連続2回目
38 4482 守屋美穂 岡山 7.19 初出場
39 4362 土屋智則 群馬 7.19 3年ぶり3回目
40 4604 岩瀬裕亮 愛知 7.18 2年ぶり4回目
41 4061 萩原秀人 福井 7.18 4年ぶり6回目
42 4256 渡辺浩司 福岡 7.18 4年ぶり4回目
43 4357 田中和也 大阪 7.18 4年ぶり2回目
44 3898 平田忠則 福岡 7.17 7年ぶり14回目
45 4686 丸野一樹 滋賀 7.16 2年連続4回目
46 4208 三浦永理 静岡 7.16 2年連続3回目
47 4566 塩田北斗 福岡 7.15 2年連続3回目
48 3532 柴田光 群馬 7.15 初出場
49 4305 金子拓矢 群馬 7.14 初出場
50 4445 宮地元輝 佐賀 7.13 3年連続4回目
51 3737 上平真二 広島 7.13 3年ぶり7回目
52 4532 秋元哲 埼玉 7.11 初出場
予備1 4959 井上忠政 大阪 7.09
予備2 4571 菅章哉 徳島 7.09
予備3 4590 渡邉優美 福岡 7.09
予備4 4397 西村拓也 大阪 7.08
予備5 4502 遠藤エミ 滋賀 7.08
予備6 4044 湯川浩司 大阪 7.07
予備7 5217 藤原碧生 岡山 7.07
予備8 3783 瓜生正義 福岡 7.07
予備9 5043 中村日向 香川 7.06
予備10 4013 中島孝平 福井 7.06