
平和島
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【田口節子】
9月19日の福岡で、田口節子が優勝し、ついに24場制覇を達成した。この節はダブルドリームで行われたが、A1級は7名と少なく、田口にとっては悲願達成へ十分チャンスと見られていた。
初日のドリーム戦で地元の小野生奈が痛恨のフライングに散り、最大のライバルが戦線離脱。予選は4日目前半まで6連勝と破竹の勢いで、最後に残した1号艇でまさかの3着に敗れはしたものの、これで余計な力が抜けたかもしれない。
予選をトップ通過し、準優勝戦をしっかり逃げて優勝戦1号艇。最後も力強く押し切って福岡では初めての優勝ゴールを果たした。
レース後田口は、優勝者インタビューで大号泣。「7年かかったことは決して長くはなかったけれど、今節がとにかく苦しかった。みなさんの応援のおかげで24場制覇できました。ありがとうございました」といつも以上にチャンスだと自覚したからこそ、苦しかったのだろう。
田口の初優勝は2003年11月のびわこ。デビューから通算4年0ヶ月目のことだった。同年に児島、尼崎を制し、12場目まではすべて違う場での優勝だった。23場目となる若松を制したのは2014年5月で、割とトントン拍子で全場制覇へリーチをかけた。
しかしそこからが長かった。最後に残した福岡は、2016年以降は1年に1度以上のペースで走り、その度に「24場制覇」の話題が振られる。どうしても意識させられたはずだ。
特に今節は機力的にも充実し、予選4日目前半までは6連勝。さらに台風による順延で、プレッシャーがかかる日が1日増えてしまった。そういった要素が全て重なり、涙につながったのではないだろうか。
SNS上では女子選手を筆頭に、祝福のつぶやきであふれた。そこからも田口の人柄が表れている。
これが女子選手では初めての24場制覇。全選手においては33人目の快挙となった。現役の女子選手で全場制覇が最も近いのは、日高逸子と寺田千恵。日高は江戸川と宮島、寺田は浜名湖と唐津を残している。以下、山川美由紀と海野ゆかりが残り3場、淺田千亜希が残り4場。
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