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大村で行われた「GⅡモーターボート誕生祭~マクール賞~」は、新田雄史の完璧な逃げで幕を閉じた。ここでは新田の表彰式の様子をお届けしよう。
司会:強かったですね。
新田雄史:はい、強かったです。
司会:朝の時点で舟足については自信満々でしたね。
新田:伸びがしっかりするようにプロペラを叩いていたんでね。
司会:「もういつ優勝戦が始まってもいい」というくらい準備万端だったようですね。
新田:そうですね、最近なんだか落ち着いていていいです。
司会:それは笹川賞を優勝したのも大きいですか?
新田:はい、そのあたりから心のゆとりがあります。
司会:となると、これからますます強い新田雄史が見れそうですね。
新田:ですね。
司会:優勝戦を振り返ります。この3日間、12Rの1号艇を走っているので、時間帯の調整はバッチリですよね?
新田:そうですね、でも(準優進出戦など)万全の逃げではなかったんで最後は完璧に逃げられるようにイメージができました。
司会:優勝戦はトップスタート。
新田:外が来てなくて、それ以上行く必要がなかったから、保険でちょっと放りました。
司会:道中は田村(隆信)選手がかなり追い上げてきましたが?
新田:調整を伸びに寄せていたので、思いのほか乗りにくかったです。でも、あれぐらいなら大丈夫です。……うそです、ちょっと焦りました(笑)。
司会:今のお気持ちは?
新田:嬉しいですね。なんだか強くなったみたいで。
司会:次は地元津の周年です。また強い新田選手が見れそうですか?
新田:いや~、毎週毎週うまくいくわけはないんで、これくらいにしておきます。
司会:最後にファンのみなさんへ。
新田:江戸川で岡村仁さんが優勝しました。1期上なんですけど、親交が深くて「絶対僕も優勝しよう」とレースに臨んだんです。結果、仁さんと僕で優勝できて本当にうれしいです。また大村に来た時には、全部優勝しますので、また新田雄史から買って下さい!
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