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追い風が吹く割合は37.6%と向かい風と比較すればやや少ない。季節別では冬場が最も吹く割合が高く、夏場はほとんど吹かない。
傾向としては、風速4m以下であれば、イン1着率は55%程度と平均レベルを確保。対して5mを超える強い風が吹くと、その信頼度は51.5%まで下がる。
イン以外で注目は2コース。風速によって1着率が変わるのだが、意外にも風が強くなればなるほど、その数値が下がっていく傾向に。微風(1~2m)時は16.6%あったものが、3~4mでは14.5%、強風時は12.7%となる。
その一方で風が強まるほど台頭するのが3コース。2コースが落としたところをツケマイ気味に強襲するまくりがよく決まるようになるので、注意が必要だ。
追い風時の決まり手で目立つのが18.6%を占める差し。その多くが2コースからの1着で、その場合の対抗格はインで残す1号艇。つまりこの時の出目は②-①に絞れるため、舟券的にはそこそこの配当が絞ってゲットできる条件だと言えるだろう。
当地で吹くメインの風が向かい風。その強弱によってレース傾向が一変するので、必ず確認しておきたい項目だ。
微風時は1コースの1着率が59.6%とイン最強水面となる。格上のA級はもちろん、B級の選手が走ってもしっかり持たせられるので、級別を見て評価を下げ過ぎないように気を付けたい。3~4mは55.2%で平均レベル。出現率はぐっと下がるが、5m以上の強風が吹くと50.5%まで下がり、微風時と比較すると9%も信頼度が変わる。
イン以外の見るべきポイントも風速ごとに変わる。微風時はスロー勢が優勢で、よほどの伸びがない限りダッシュ勢は苦戦する。3~4mはセンター勢が躍動。3コースの13.4%にも目が行くが、特注は5コース。平均で5%程度しか勝てないこのコースが、この条件では8.1%までアップする。回収率も113.2%あり、非常に狙い目と言える。
強風時はダッシュの一撃が魅力。カドになりやすい4コースがスタート駆けし、それに連動する5コースも展開をとらえやすい。
瀬戸内海に面する児島は、干満差が大きく、最大で2mもの水位差になる。
潮は1マークと2マークのバック側から入ってくるものの、スタートや旋回に大きな影響を及ぼすような流れにはならないが、選手によると「水面全体がうねっているような感じ」になるという。
レース傾向は追い風時と似ていて、逃げと差しが中心。旋回系の仕上がりが非常に重要で、ポチャつく水面を乗りこなすことができるかどうかが上位入線のカギを握る。その見極めは周回展示でボートが暴れていないかどうか。オリジナル展示ではまわり足タイムが参考になる。
干潮時は穏やかな静水面となり、パワーとスピード勝負。強い風でも吹かない限りは、水面が非常にいいので、まくりやまくり差しといったスピード戦が面白いように決まる。特に実力上位の選手が持ち味を存分に発揮し、迫力あるレースが展開される。もちろん、インからも目いっぱい回れるので、スタートをしっかり決めたインの選手の信頼度は高い。
また、好素性機を手にした選手の一撃も期待できるので、機歴は大いに参考にしたい。機力を総合的に評価する一周タイムや直線タイムをチェックして舟券の決め手としたい。
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