佐藤隆太郎
佐藤隆太郎

丸亀

【SG現地コラム】7月には父となる佐藤隆太郎がSG連続制覇なるか!?/丸亀・ボートレースオールスター

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丸亀を舞台にして開催されているSG「第52回ボートレースオールスター」は31日に準優勝戦が行われ、ベスト6が決定。6月1日の最終12Rで優勝戦が行われる。

準優を振り返ると、9Rでは峰竜太が逃げ切り圧勝。2着は篠崎元志佐藤翼との競り合いを制した。峰といえばオールスターファン投票1位の定番レーサーだったが、今年は2位に甘んじていた。それだけに期待に応えたい気持ちはあっただろう。「ファンの期待は以前は嫌だったけど、今はこれのおかげで強くなれたんだと思う」とプレッシャーを力に変えて現在の地位まで登り詰めた。4年ぶりのオールスター制覇へ、得意の3枠なら十分チャンスはある。

10Rは6枠の島村隆幸がチルト3度に。しかしこれがアダとなったか、スリット手前で放ったものの、プラス01のスリットオーバー。これによって現在決まっているグランドチャンピオンオーシャンカップは出場停止。F休み明け後からGI、GⅡも除外となる。

レースはFが出たものの、1号艇の茅原悠紀が難なく逃げ切った。茅原はもともと足は良かったが、4日目にリングを4本交換した。整備で足落ちするリスクがあるにもかかわらず。それでも整備に踏み切った理由については「(交換しなくても)パワーは一緒なんですけど、替える前はスタートする足が鈍かったんですよ。今は行き足に余裕があるし、調整の方向も定まりました」と話し、弱点を克服した。「今なら佐藤隆太郎君にもパワーは負けないと思う」と宣言。逆転を虎視眈々と狙っている。

11Rは調整を外していたにもかかわらず、佐藤がインから強力な伸びを見せて圧勝。これでクラシックに続く、SG連続優勝へ王手をかけた。佐藤の今の強さの秘訣はなんなのか?もともと佐藤は調整力はあったが、スタート事故の多い選手でもあった。そこでいろいろな選手からアドバイスをもらい、スタートの精度を上げて今の攻撃力がついた。さらに7月には第一子が生まれる予定でもある。これもきっと大きな力となっているのだろう。新・東都のエースがSG連続Vを達成するのか、期待しかない。

優勝戦の出走表はこちら 丸亀12R