
徳山
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18日の徳山6Rで世紀の大誤審といえる事象が発生した。
レースに出場したのは1枠大塚康雅、2枠西野翔太、3枠北川敏弘、4枠加藤政彦、5枠山口広樹、6枠森野正弘。
1周2Mで5番手、6番手の北川と加藤が接触し、北川が転覆。ところが無関係だった山口にまさかの妨害コール。
山口は3番手を航走していたが失格となった。これにより3連単は2-6-5の状態だったのが2-6-1となった。
事実関係は上記の通りだが、このレースはイレギュラーの事象が盛りだくさんだった。
まずピット離れで西野が飛び出しインを奪取。1枠大塚は2コース回りとなってしまった。
そして1周2Mの事象が起こったが、リプレイを確認すると5番手で先マイした北川が失速したようにも見える。
そこに加藤が突っ込んだわけだが、もしそうなら妨害ではなく、北川の方が不良航法を取られかもしれないケースだ。
つまり、山口と間違うことなく加藤が妨害を取られていたとしても、場合によってはもめるかもしれない。
次に2周バックの3番手争い。2Mには事故艇があるので、接戦の場合は内側艇に優先権がある。
バック中間地点では外の大塚がリードしていて、山口の舟がかかっていないようにも見える。かなり微妙だ。
もし、舟がかかっていない場合は山口が指示違反となる事象だが、この場合でも失格にはならないので舟券は2-6-5で確定する。
そして山口がコースを最後まで離脱せず3周走ってゴールラインを通過した件。
これは場合によっては信号見落としに問われるケースで、多くは即刻帰郷となる。
本来、準優圏内だったにも関わらず想定外の妨害失格で賞典除外となった山口はこれらの件に関しては「ゆっくり寝て忘れます。明日からも精一杯、頑張るだけ」と多くは語らず気丈に振る舞った。
本来なら文句のひとつくらい言っても良さそうだが…。
なお、3周走った件については、取材に基づきまとめると、まさか本人は妨害とは思っていないので、失格盤の表示はフライングの可能性しかない。
ただ、大時計横の装置にはスタート正常を表す「○」が表示されたので、何かの間違いの可能性を考慮して念のため完走したということになる。
当然ながらこれに関してのおとがめはナシだ。
ちなみに、妨害失格の誤審については過去にも例がある。
ただ、そのときは舟券に影響がなかったため、大きなニュースにならなかった。
そのときは後日、妨害失格が取り消され、選手責任外の失格となった。
独自取材に基づく事実関係は次の通り。
まず最初に判定を行ったのは2M審判員で、4号艇と5号艇を錯誤してしまった。
ただ、ここですぐに判定が決定されるわけではなく、審判長を含めて協議の上、決定される。つまり二重に見落としてしまったことになる。
ちなみにこれらの協議は、わずか数秒から十数秒。その間に、事故艇付近の内外の表示の判断、接戦状態での優先艇の判断なども同時に行う必要がある。
そして午後6時半。競走会から発表は次の通り。
「令和7年4月18日(金)に開催されました周南市営第1回第2節6日(開催4日目)第6レースにおきまして、5号艇を失格と判定し、レースを確定させてしまいましたことをお詫び申し上げます。
なお、当該レースは既に確定しておりますことから5号艇に関する勝舟投票券の払戻については行えないことになりますが、払戻金相当額のお支払い等の対応を現在検討しております。
電話投票会員のお客様は購入履歴がございますが、レース場・チケットショップで購入されたお客様につきましては、勝舟投票券を捨てずに大切に保管していただきますようお願い申し上げます。
なお、詳細につきましては、あらためて公表させていただきます。」
誤審を認めたが、レースは確定しているため5号艇に関する投票の返還などは行わない。ただ、なんらかの補償を検討中ということ。
ちなみに他の公営競技では平成30年11月のホッカイドウ競馬で1着馬と2着馬を間違えて確定してしまった件があり、後日、正しい到達順位での払い戻しを行った。
今回もこのような対応になった場合は、3連単2-6-5、3連複2-6-5も的中扱いとなる。
基本的にはテレボートによる投票はすべて履歴が残っているため、何もせずに待っていればいいが、紙の舟券を購入したケースでは、その舟券を捨ててしまっていることがほとんど。
ただし、どの窓口でどんな目がいくら売れたというのはすべてデータが残っている。
また、防犯カメラの映像も保存するよう通達されているため、仮に舟券を捨ててしまっていても、窓口、時間、買い目、金額などが分かれば対応は可能だろう。
なお、すでに払い戻された2-6-1の舟券は当然ながら、そのまま有効だ。
果たしてどんな補償となるのか、決定が待たれる。
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