
蒲郡
8
グランプリ・クイーンズクライマックスのお楽しみのひとつといえば、トライアルの枠番抽選だ。クイーンズクライマックス初出場の藤原菜希は、「何より楽しみなのがガラガラ(枠番抽選)なんですよ。レースより楽しみなくらい(笑)」とシリーズ前に語っていた。結果的にはガラガラではなく、一斉システムだったわけだが…。
さて、その枠番抽選の裏側を追ってみよう。枠番抽選はピット内の特設スペースで行われる。ここは普段、装着場なのだが、この抽選のために一部を改装した。
トライアル12Rが終わると、選手たちはエンジン吊り(ボート・モーターの片づけ)を行い、すぐさま会場へ駆けつける。本当にレース直後なので、12Rを走った選手は着替えることもできず、濡れたまま抽選を受ける(ベンチコートを羽織る)。
会場横に大型ストーブが用意され、抽選が始まるまでのわずかな間、選手たちはそこで暖を取っていた。ただ、その威力があまりに強く、温まっていた遠藤エミの服からジュっと煙が上がり、「わっ」と声が上がった(すぐさま離れて衣類は無事だった)。
気温4度という中だったので、みんな寒そうにしていたが、ストーブ効果で徐々に温まり抽選会が始まった。中継では選手しか映し出されていないが、その後ろはこれだけの記者や関係者が見守っている。
以前のガラガラと違って、一斉方式は一瞬の勝負。誰がどんな表情をしたか捉えにくいのが記者としては困りものだが、開封した瞬間にワッと沸くのはなんとも楽しい。
結果、トライアル最終戦は第2戦で1着を取った渡邉優美と遠藤が1号艇を獲得。渡邉は笑顔の時間が長かったが、遠藤は一瞬「おー」と嬉しそうだったが、あまり表情を崩さなかったのが印象的。
この結果を受け、トライアル最終戦が行われる。各選手の勝負駆け状況は以下の通り(ボーダーを21点で算出しているが、浜田亜理沙が不良航法で減点7、西橋奈未がエンスト失格で減点2となったため、ボーダーは下がる可能性がある)。
11R
①渡邉優美…5着条件
②藤原菜希…2着条件
③細川裕子…2着条件
④宇野弥生…圏外
⑤三浦永理…4着条件
⑥平高奈菜…2着条件
12R
①遠藤エミ…当確
②海野ゆかり…1着相手待ち
③西橋奈未…圏外
④浜田亜理沙…圏外
⑤平山智加…5着条件
⑥川野芽唯…1着条件
注目ワード
現役レーサーの大山千広のインタビューコラムです。レースのことやプライベートについて自由度高めでお届けします。
マンスリーBOAT RACEの桧村賢一が舟券攻略の持論を展開します。狙い目レーサーや超抜エンジンも紹介。
実況アナウンサーの小林習之のコラムです。30年以上ボートレースに携わってきた中で見たことや経験したことをお伝えします。
マクール客員編集長・西山貴浩による爆笑コラム。本誌では6年以上続く人気コラム。
愛知支部レーサーによるリレーコラム。支部の全選手が担当するまで終わらない!?
本誌目玉のレーサーインタビュー。最も旬な選手や際立ったトピックがある選手にじっくり話を聞く。
報知新聞 藤原邦充記者による硬派なコラム。全国のレース場で取材を積み重ねてきた見地から、艇界をズバリ斬る。
オートレース界のトップレーサー。ボートレースにも造詣が深く、オートとボートの違いを比較しながら、選手目線の気付きを語る。
元選手・芦村幸香によるコラム。下関YouTubeのMCなどでおなじみのトーク力で、本誌読者も楽しませる。
本誌編集長の渡辺と主筆の山本による社説。艇界の今を分析し、忌憚ない意見を述べる。
今やボート界の顔ともいえる人気者・永島知洋が、満を持してコラムを執筆。これを読むときっと旅打ちに行きたくなる!?
17年4月号より連載開始。夏はトライアスロン、春秋冬はマラソンやロードバイクレースに参加していることがタイトルの由来に。
連載期間は22年を超え、本誌最長連載コラムを更新中。問答無用に艇界を斬る論客へのファンは多い。
主筆・ヤマケイと編集委員・田中による対談。ボート界の時事的な話を中心に編集部のじじーが好き勝手言い放つ。
ボートレース芸人すーなかのコラム。22年8月号より「コラムのピット」にて連載開始。軽妙な論調でボート愛を語る。
ボートレースの歴史を紐解く。歴史の語り部が送る温故知新。名勝負を再び世に記し、ボート界を作ってきた選手たちの走りが蘇る。
ボート配信でもお馴染みのシマレナこと島田玲奈が、5月号よりコラムを連載開始。爆益を目指し奮闘する“社長”に注目!
全国のBTSにて開催される「目指せ!ボートレーサー!!!」をテーマにしたトークショーのレポートコラム。
マクール創刊30年を記念し、全国24場のボートレース場にまつわるクイズ。なかにはマニアックな問題も!?あなたはいくつ答えられる?
九州を拠点に、若手選手に精通するスポーツ報知・井上泰宏記者。卓越した取材力を駆使し、選手の“素”を読者にお伝えする。
本誌「マクール」の創刊から携わってきた山本圭一が、ボート界・最近30年の動きを1年ごとに伝える。
ボートレース大村の攻略コラム。水面傾向やモーター情報、季節ごとの狙い目まで網羅します。
ボートレース児島の攻略コラム。水面傾向や風、季節ごとの狙い目まで網羅します。
2011年より掲載していた現役レーサー西村美智子のブログがコラムコーナーにてリニューアル。
MC&リポーター濱野智紗都のコラム。24年9月号より「コラムのピット」にて連載開始。ボートレース強火オタクとして愛を持って発信。
ボートレース福岡の攻略コラム。水面傾向や風、季節ごとの狙い目まで網羅します。
蒲郡
蒲郡
蒲郡
蒲郡
蒲郡
蒲郡
蒲郡
蒲郡
蒲郡
蒲郡
蒲郡
蒲郡
蒲郡
蒲郡
蒲郡
蒲郡
蒲郡
蒲郡
蒲郡
蒲郡
蒲郡
蒲郡
唐津
唐津
若松
若松
蒲郡
蒲郡
蒲郡
蒲郡
鳴門
唐津