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住之江のSG「第39回グランプリ/グランプリシリーズ」は22日の最終日12Rで優勝戦が行われた。1号艇・毒島誠が先マイに成功。差した2号艇・桐生順平が肉薄するも、機力差で交わし、優勝を決めた。毒島は「何回チャレンジしても険しい山というか、跳ね返される所があって、自分にはもしかしたら手が届かないんじゃないかという、そんな気持ちがあったんですけど、今年はその弱い気持ちを払拭して、強い気持ちを持って臨めたかなと思います。1Mは近年稀に見る遅いターンでした。足の差で何とか前に出たかという感じでしたけど、緊張でちょっとハンドルが切れなかったです」と胸の内を語った。優勝賞金1億1000万円を獲得し、今年の獲得賞金は2億4636万円でランキング1位。自身初の2億円を突破し、今年の最多賞金獲得選手となった。
11Rはシリーズ優勝戦が行われ、1号艇の前田将太がトップスタートから逃げてSG初優勝。前田は「素直に嬉しいです。同期がいっぱいいる中で優勝できたので。この大会はグランプリの人の大会だと思っていたので、自分が1号艇だったのもまさかでした。優勝戦はかなり落ち着いて行けました。この後に主役が控えているので、気楽に戦えたのが良かったと思います」と話した。この優勝で来年3月に地元の若松で開催されるボートレースクラシックの出場権利を手に入れた。
グランプリ3日目、11Rトライアル2ndで、菊地孝平がコンマ01のFを切った。グランプリのトライアルはSG準優勝戦と同等の扱いとなるため、ここでFを切った菊地は1年間のSG出場停止。さらにF休み明けから半年間、GI・GⅡにも出場できない。SGは2年後のクラシック、記念戦線は11月3日からの地元浜名湖周年からの復帰となりそうだ。
また、トライアル1stで脱落した瓜生正義はシリーズ戦の4日目に6コースからF。このF休みが若松クラシックと福岡周年にかかってしまい、地元のビッグレースに出場できない、何とも痛いFとなった。
SGは優出14回でV3。06年福岡ダービーで吉川元浩とワンツーを決め、兵庫支部としては1960年の井上一二郎さん以来、46年ぶり2人目のSG覇者となった。翌07年には桐生オーシャンカップ、蒲郡メモリアルとナイターSGを連覇。この年はGIも3勝して、グランプリは優出3着ながら獲得賞金は2億円を突破し最多獲得賞金のほか、MVPと記者大賞の3冠を獲得。これまでグランプリを制覇せずに2億円を突破したのは松井繁(2回)、西島義則、山崎智也、池田浩二と魚谷の5人しかいない。
通算成績は勝率7.25、出走回数6,980回で2,081勝、優出287回、優勝はSG3回、GI11回を含む88回。生涯獲得賞金は歴代23位の約16億2416万円。
唐津のGⅢ「第25回酒の聚楽太閤杯」は20日の初日3R、3号艇の山田哲也がまくり差しを決めて、通算1,500勝を達成した。「ここで初優勝した時に唐津焼をもらいました。2個目です。2000勝もここでしましょうかね」とメモリアル勝利を喜んだ。勝利数の内訳はSG27勝、GI151勝、GⅡ35勝、GⅢ139勝、一般1,148勝。2004年11月に多摩川でデビューし、20年1か月での達成となった。
江戸川「第25回日本財団会長杯」は16日の2日目7R、1号艇の松村康太が逃げで通算1,000勝を達成した。勝利数の内訳はGI53勝、GⅡ6勝、GⅢ101勝、一般840勝。2002年11月に三国でデビューし、22年1か月での達成となった。
住之江のSG「第39回グランプリ/グランプリシリーズ」は19日の3日目4R、1号艇の河合佑樹が逃げで通算1,000勝を達成。「仲間の前で決められて良かったです」と喜びを露わにした。勝利数の内訳はSG13勝、GI105勝、GⅡ41勝、GⅢ157勝、一般684勝。2008年5月に浜名湖でデビューし、16年7か月での達成となった。
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