桐生
【PGI現地コラム】関浩哉「ヤングダービーが桐生に決まった時から、優勝を意識していた」/桐生ヤングダービー
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ボートレース桐生で開催されたPGI「第11回ヤングダービー」は、地元・関浩哉の優勝で幕を閉じた。しかし、レースは事前に描かれたような圧勝劇ではなかった。
スタートはコンマ02まで踏み込んだ関。1マークは先に回ったものの、3コースの川原祐明が快心のまくり差しで関の懐をえぐった。バック直線では川原の舟が半艇身かかっていたものの、伸び比べでは関に分があった。
迎えた2マークを関が差し返して再度川原に並びかけると、今度は関がコース有利に旋回し、川原を突き放し、結果的には115期のワンツー決着。
優勝した関は来年30歳を迎えるため、今回で卒業。地元でヤングダービー史上初となるV2を達成して、優勝賞金1300万円を加算し、獲得賞金ランキングは13位に浮上。年末のグランプリ出場へ大きく前進した。
優勝者コメント:関浩哉
「もっとしっかり勝ちたかったから、今はホッとしてます。1マークはターンマークがすごく遠かったので、自分が張っちゃってたと思います。冷静じゃなかったですね。展示からすごく乗りづらくて、出足は厳しかったですけど、直線に関してはしっかり調整はできていました。バックで相手に楽な位置取りをさせなかったし、2マークで差した後も前に進みました。同期(川原祐明)と接戦になったのは、ちょっと複雑でしたね…。ワンツーできてよかったとだけ。グランプリを意識していたので、この賞金は大きいですね。グランプリを経験するということはもう少しで達成できそうなので、今後は事故しないことを意識していきたいと思います。次の桐生GI?そこは先輩方に頑張ってもらえれば(笑)。
地元でラストイヤーを飾れたことは、関係者の方に本当に感謝しています。昨年、ヤングダービーが桐生に決まった時から、優勝を意識していましたし、それが達成できて本当に良かったです」。