三世代レーサー誕生も目前?ボートレース界の"ファミリー"事情〜兄弟150組、夫婦170組超!〜

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▼目次

  • 兄弟選手は過去に約150組、夫婦選手は170組あまり
  • 夫婦選手からも2世選手が続々ファミリーの輪は広がっていく
  • 子供達にはまだ負けんよ!成績再上昇を見せる父母選手
  • 大澤普司はA1級復帰、GⅡ優出
  • レディースチャンピオンも獲得!! 香川素子
  • 円熟味を増した石渡鉄兵
  • 三嶌誠司、54歳にしてGⅡを快勝!!
  • 出畑孝典もA1級に復帰
  • 齊藤仁は8年ぶりのSG優出

兄弟選手は過去に約150組、夫婦選手は170組あまり

公営競技の世界では共通していることだが、ボートレース業界もまた、兄弟や夫婦・親子など、姻戚関係にある選手が多い。さらに最近は、一段と増加傾向にある。

父・原田富士男(右)と才一郎(左)、雄次(中)の兄弟

まず兄弟選手は、これまでに約150組、300人ほどが登録されてきた。表1は、5000番以降の兄弟レーサーだが、360人中28組56人と、その割合が高くなっている。そして以前と比べると、三兄弟や双子、それに女子選手との兄弟(姉妹・兄妹・姉弟)が増えた。既に安河内将・健兄弟や前田3兄弟のように、ともにA1級で活躍する兄弟も出てきている。

安河内将(右)と健(左)の兄弟

夫婦選手はさらに多く、これまで170組余りが登録されてきた。離婚や再婚が多いので本誌ではあまり積極的には紹介していないが、ファンの間では話題になることも多いようだ。同期同士の結婚例が多いが、時にはかなりの年齢差カップルも誕生している。