パラアスリートとボートレーサーによる合同合宿「Athlete CAMP2024」を開催!/マクール探偵局

{{ good_count }}

依頼書

碧南訓練所でパラアスリートとボートレーサーによる合同合宿「Athlete CAMP2024」を行います。初の試みですので、ぜひ調査に来てください。
日本モーターボート選手会

参加選手一覧

3783 瓜生正義(選手会代表)
3233 小畑実成(常務理事)
3644 矢橋成介(訓練所所長・指導員)
4062 後藤陽介(愛知支部支部長)
3813 佐藤大介(愛知支部副支部長)
4483 北野輝季(愛知支部理事長)
4678 水野望美
5169 堀本翔太
5262 鈴木章司
5266 石田勇斗
5272 松田真実
5300 横田海人

花岡恵梨香(カーリング)
今井航一(カヌー)
加治良美(カヌー)
加藤隆典(カヌー)
稲葉将(馬術)
八木紀秀(射撃)
辻尾玲奈(射撃)
星野佑介(射撃)
小山紘奈(卓球)
山本恵理(パワーリフティング)
宮原紀彦(フェンシング)
木村美貴(フェンシング)

①ウエルカムレースで児童たちにボートレースを披露。「かっこいい、がんばれー、抜けー」など声が上がり、大いに盛り上がった。
②児童たちに一番人気だった射撃。10m先の的に向かって撃つ。最高得点は10点で、その幅はわずか0.5㎜。後藤陽介が挑戦し、5連続10点をマークした時には大歓声が上がった。
③パワーリフティングのデモンストレーションに沸く児童たち。

④足を固定して漕ぐパラカヌー。頑張る児童の側で選手たちが応援する。
⑤車いすフェンシングは車いすを110度の角度で固定し、上半身だけで突き合う。
⑥車いすカーリングに挑戦する松田真実。

ボートとパラスポーツがコラボ

日本モーターボート選手会は、昨年8月、パラスポーツ9競技団体で構成されたプロジェクト「P・UNITED」(ピー・ユナイテッド)とパートナーシップを締結した。このことは本誌12月号でも取り上げたが、それから5か月が経ち、ついに初のコラボイベントが実現した。それが「Athlete CAMP2024」。

1月26日~27日、愛知県碧南市にある勤労青少年スポーツセンター(碧南訓練所)に、愛知支部のボートレーサーとパラアスリートが集結し、合同トレーニングや研修を実施。1泊2日の交流を通じて、それぞれの競技の活性化、今年行われるパリパラリンピックの盛り上げ、地域住民への普及などが主な目的だ。

松田真実に大声援

初日はパラスポーツを体験する。種目は『射撃』『パワーリフティング』『カーリング』『カヌー』『フェンシング』の5つで、地元の西端小学校5年生を70名招き、体験会を実施した。

体験会の前に、競走水面に注目。児童たちを歓迎するウエルカムレースが行われた。出走メンバーは①水野望美、②堀本翔太、③鈴木章司、④石田勇斗、⑤松田真実、⑥横田海人。レースは水野が逃げたが、実は堀本以外全員F。「碧南でFはまずいですね(笑)。追い風がめちゃくちゃ強い上に、練習なしのぶっつけ本番だとこうなるんですね」と唯一正常なスタートを切った堀本が振り返ったが、エキシビションなので、そのままレースは進行した。

2周レースだったが、児童たちの声援を最も多く集めたのが最下位だった松田。「事故なく、濡れないように意識したらすごく離れてしまって」。これが逆に小学生の心をくすぐった。最後まで懸命に走る姿を見て、「黄色の選手、がんばれー」とかわいい声援が上がっていた。