
戸田
{{ good_count }}
この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。
ボートレース戸田で行われたSG「ボートレースクラシック」は、毒島誠の2コース差しが突き抜け、クラシックは初、SGは8回目の優勝を果たした。ここでは毒島の優勝記者会見の様子をお届けしよう。
司会:率直な今の気持ちを。
毒島誠:ちょっと信じられないというか…。レース自体が事故レースでしたし、風が強く吹いたこと、予選で6号艇がなかったことなど、勝ち切ったというより、すごく恵まれた感じがします。
司会:優勝戦の風向きが向かいだったら?
毒島:ダメでしたね。追いだったのが勝因です。優勝戦に入ると少し機力も劣勢でしたし、勝つとしたら追い風ビュービューのコンディションだったのかなと思います。
司会:機力的には出足や行き足はいいとのことでしたが?
毒島:僕なりには頑張りましたが、優勝戦に入ると、周りもすごく仕上げていましたね。
司会:スタート、毒島選手は08、両サイドは05でした。
毒島:そんなに早かったんですね!風が強い中でしたし、①(吉川元浩)は③(土屋智則)が絶対に目に入っていたはずなので、僕は何があってもターンマークだけを回ろうと思っていました。
司会:勝利の確信は早かった?
毒島:正直、3周回るのが大変なコンディションでした。救助艇の波を越える時や突風にあおられて転覆するリスクもかなりあったので、集中して回りました。
司会:毒島選手にとって、関東地区で初のSG制覇。
毒島:戸田ではGⅠを含めても初ですよね。練習をさせてもらったこともある水面ですし、本当に嬉しいです。
司会:淡水場でのSG優勝も初めてです。
毒島:えっ!本当!?これで「淡水が苦手」って言えなくなりましたね(笑)。
司会:近年は大きな結果が出ていませんでしたが?
毒島:SGもそうですが、GIでも全然結果が出ていなかったので、結構焦りに近いものがありました。確かに昨年は「チャレンジの年」だと位置づけていたので、その結果に納得はしているんですけど、それにしてもこんなに結果が出ないものかと思っていました。特に30代後半はグランプリを意識しすぎて見えなくなっている部分もたくさんあって、目の前のことをしっかり頑張らないと次にはつながらないのかと思いました。
司会:クラシックは群馬支部が連覇する形になりました。
毒島:2人乗ったので、連覇したいという意識はありました。来年?それは関浩哉あたりに任せましょうか(笑)。
司会:本場のお客さんの数、すごかったですよね。水面から見ていかがでした?
毒島:人の多さというのは節間を通して感じていました。何より橋が落ちないかなって心配でした(笑)。他の選手も言ってましたが、すごく力になるんですよ。ファンの方が来てくれるのが、モチベーションが上がる一番の材料です。
司会:クラシック初優勝で、グランプリに向けて大きなアドバンテージを取った。
毒島:一年を通して組み立てやすくなったとは思います。いろんなことにチャレンジできますし。余裕があるというと変ですけど、気持ち的には楽になったかもしれないですね。まだそこまで計算してないですけど。
司会:前検日はかなり気配的に厳しそうとのことでしたが、そこからしっかり立て直せたことについて。
毒島:整備士さんと結構話をして、考えながら組み立てることができたのかなと。狙い通りにいった部分と、副産物的に良くなったものもあったりして、基本的な部分を見直さなきゃいけないんだなと強く感じました。
注目ワード
現役レーサーの大山千広のインタビューコラムです。レースのことやプライベートについて自由度高めでお届けします。
マンスリーBOAT RACEの桧村賢一が舟券攻略の持論を展開します。狙い目レーサーや超抜エンジンも紹介。
実況アナウンサーの小林習之のコラムです。30年以上ボートレースに携わってきた中で見たことや経験したことをお伝えします。
マクール客員編集長・西山貴浩による爆笑コラム。本誌では6年以上続く人気コラム。
愛知支部レーサーによるリレーコラム。支部の全選手が担当するまで終わらない!?
本誌目玉のレーサーインタビュー。最も旬な選手や際立ったトピックがある選手にじっくり話を聞く。
報知新聞 藤原邦充記者による硬派なコラム。全国のレース場で取材を積み重ねてきた見地から、艇界をズバリ斬る。
オートレース界のトップレーサー。ボートレースにも造詣が深く、オートとボートの違いを比較しながら、選手目線の気付きを語る。
元選手・芦村幸香によるコラム。下関YouTubeのMCなどでおなじみのトーク力で、本誌読者も楽しませる。
本誌編集長の渡辺と主筆の山本による社説。艇界の今を分析し、忌憚ない意見を述べる。
今やボート界の顔ともいえる人気者・永島知洋が、満を持してコラムを執筆。これを読むときっと旅打ちに行きたくなる!?
17年4月号より連載開始。夏はトライアスロン、春秋冬はマラソンやロードバイクレースに参加していることがタイトルの由来に。
連載期間は22年を超え、本誌最長連載コラムを更新中。問答無用に艇界を斬る論客へのファンは多い。
主筆・ヤマケイと編集委員・田中による対談。ボート界の時事的な話を中心に編集部のじじーが好き勝手言い放つ。
ボートレース芸人すーなかのコラム。22年8月号より「コラムのピット」にて連載開始。軽妙な論調でボート愛を語る。
ボートレースの歴史を紐解く。歴史の語り部が送る温故知新。名勝負を再び世に記し、ボート界を作ってきた選手たちの走りが蘇る。
ボート配信でもお馴染みのシマレナこと島田玲奈が、5月号よりコラムを連載開始。爆益を目指し奮闘する“社長”に注目!
全国のBTSにて開催される「目指せ!ボートレーサー!!!」をテーマにしたトークショーのレポートコラム。
マクール創刊30年を記念し、全国24場のボートレース場にまつわるクイズ。なかにはマニアックな問題も!?あなたはいくつ答えられる?
九州を拠点に、若手選手に精通するスポーツ報知・井上泰宏記者。卓越した取材力を駆使し、選手の“素”を読者にお伝えする。
本誌「マクール」の創刊から携わってきた山本圭一が、ボート界・最近30年の動きを1年ごとに伝える。
ボートレース大村の攻略コラム。水面傾向やモーター情報、季節ごとの狙い目まで網羅します。
ボートレース児島の攻略コラム。水面傾向や風、季節ごとの狙い目まで網羅します。
2011年より掲載していた現役レーサー西村美智子のブログがコラムコーナーにてリニューアル。
MC&リポーター濱野智紗都のコラム。24年9月号より「コラムのピット」にて連載開始。ボートレース強火オタクとして愛を持って発信。
ボートレース福岡の攻略コラム。水面傾向や風、季節ごとの狙い目まで網羅します。
桐生
丸亀
住之江
蒲郡
若松
戸田