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浜名湖GI「浜名湖賞 開設70周年記念 静岡県知事杯争奪戦」は30日に最終日を迎え、峰竜太がインからコンマ03のトップスタートで押し切り、101回目の優勝を飾った。優勝者インタビューでは「目標は『明確な一番の証明』が欲しい。3つ目のグランプリが取れたら感じるのかも。圧倒的になりたい。地力をつけて、人から見ても誰の追随も許さないような選手になりたい」と力強く語った。また、売り上げの方も好調だった。『ゴジラ-1.0』とコラボした今大会。売り上げ目標は75億円だったが、それを大きく上回る90億464万8700円を記録。単独開催だったことや、スター選手の集結で初日から好調に推移。シリーズを通して"大怪獣・峰竜太"が活躍したことも、大きな要因だろう。
住之江「ルーキーシリーズ第2戦スカパー!・JLC杯競走」は最終日の30日、12Rで優勝戦が行われ、話題のスーパールーキー石本裕武がイン速攻で快勝。4度目の優出で悲願の初優勝を地元で飾った。レース後のインタビューでは「しっかり回れたし、良かったです。めちゃくちゃ嬉しいです」と喜びを爆発させた。454日での優勝は、近年ではスピード記録だが、記録が残る97年以降における「初優勝までの日数ランキング」では11位。なお、1位は稲田浩二の122日。
31日の江戸川「第12回ボートレース研究ファン感謝祭」最終日5R、1号艇の平野和明が逃げてデビュー22年で通算1,000勝を達成した。勝利数の内訳はGI3勝、GⅡ1勝、GⅢ69勝、一般戦927勝。平野は2001年11月に蒲郡で初出走。通算優勝回数は3回。89期では10人目、愛知支部では89人目。
愛知支部の西山昇一さん(愛知63歳49期)が引退した。西山さんは81年11月、常滑でデビュー。82年1月の常滑で初1着。通算2,398勝で通算優勝回数は47回。GI優出は6回あったが優勝はなかった。A級を88年前期から23年前期まで約35年連続でキープしていたが、23年後期と24年前期はB級に落ちていた。現役最後のレースは23年12月25日の常滑。生涯獲得賞金は11億1248万7353円。
また、東京支部の長岡茂一さん(東京58歳57期)が引退した。長岡さんは本栖研修所(現在は「ボートレーサー養成所」)を56期で入所したが、訓練中の怪我により57期で85年11月の多摩川でデビュー。初1着はデビュー翌月の江戸川で達成。GIは39回優出し、12回優勝。91年の新鋭王座決定戦(「ヤングダービー」の前身)を制している。SGは4回優出し2回優勝。大雨の中での優勝となった98年の多摩川モーターボート記念(現在「ボートレースメモリアル」)が印象深い。翌年(99年)には、住之江でグランプリシリーズを優勝している。通算2,371勝し、優勝回数は93回。今期は地元の平和島と多摩川で2節連続のフライングをしていた。現役最後のレースは1月22日の鳴門。生涯獲得賞金は13億7070万4978円。
多摩川で5月21日から開催されるSG「第51回ボートレースオールスター」と、宮島で5月7日から開催されるGⅡ「第9回レディースオールスター」のファン投票が1月18日からスタートし、中間発表が2日に行われた。オールスターの1位は1万2004票を獲得した峰竜太。3年ぶりに投票対象選手となったが、人気は変わらない。2位の西山貴浩は現在、最終結果で3年連続の2位。昨年のファン投票1位・池田浩二は西山と僅差の3位につけている。
レディースオールスターは唯一、1万票を超えた守屋美穂がトップ。4年連続ファン投票1位となるか、注目が集まる。2位は浜田亜理沙、3位は地元広島支部の實森美祐でA2級でも人気は健在。ファン投票は2月18日まで実施される。
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