【SG現地コラム】藤原菜希は地元の大舞台へ、守屋美穂・長嶋万記はSGを目指す/三国チャレンジカップ・G2レディースCC

ボートレース三国のG2「レディースCC」は5日間にわたる予選が終了。得点率上位6名が出揃い、26日は優勝戦が行われる。

優勝戦出場選手は1号艇から守屋美穂、三浦永理、長嶋万記、遠藤エミ、藤原菜希、西橋奈未。

グランプリへ向けての条件は少々複雑だが、女子の方はシンプル。藤原が優勝すればクイーンズクライマックス出場が決定。そうでなければ、大瀧明日香が12位で生き残る。西橋は優勝してもベスト12には届かない。

その藤原は「優勝条件なのは始めからわかっていたので、もちろん狙っていく。もう少し内枠で乗りたかったのが正直なところだけど、5枠でも狙える。まくるより、まくり差しかなぁ」と、ヤル気満々。多摩川での大舞台、地元選手不在を回避すべく、勝負をかける。

そして守屋と長嶋はグランプリシリーズの出場がかかっている。守屋は完走当確、長嶋は優勝条件。守屋は「賞金を上積みしたいし、優勝回数もほしい。5回でクラシックに出られるかわからないけど、ここで優勝してチャンスをつかみたい」と意欲を前面に押し出す。

一方の長嶋は「グランプリシリーズ出場など、大きな目標を掲げるより、自分の力をすべて出し切りたい」と目の前のレースに全力宣言。こちらの攻防も目が離せない。

レディースCC優勝戦の出走表はこちら 三国11R