峰竜太
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10月のボートニュースまとめ~峰竜太の偉業、倉持莉々の結婚報告、2000勝達成~

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峰竜太がSG復帰戦でW偉業達成

蒲郡SG「ボートレースダービー」は1年10ヶ月ぶりにSGに復帰した峰竜太の王道優勝で幕を閉じた。これで今年の賞金ランキングは一気にトップに浮上するとともに、34人目となる全国24場制覇と、24人目となる通算100Vも同時に達成した。

24場制覇の方は21年9月に福岡で達成した田口節子以来。佐賀支部では瀬戸康孝、北島英男、深川真二に続く4人目の偉業となった。

優勝100回の内訳はSG6回、GI17回、GⅡ3回、GⅢ11回、一般戦63回。9月の地元唐津周年で王手をかけ、インからコンマ01のスタートを決めながら、Fだった菅章哉にまくられてお預けとなっていたが、最高にドラマチックな展開での100V到達となった。

なお、その唐津周年で優勝した濱野谷憲吾も、その優勝が史上23人目となる通算100Vだった。優勝100回の内訳はSG5回、GI24回、GⅡ3回、GⅢ5回、一般戦63回。

倉持莉々と金子拓矢、山崎小葉音と前田滉が結婚

倉持莉々が自身のインスタグラムで、金子拓矢との結婚を発表。さらに「新たな命も授かり安定期に入ったので、やっとお知らせすることができます」と妊娠していることも明かした。

倉持は今年、5月の芦屋オールスターで女子では5人目となるSG優出(3着)を果たし、賞金ランキングも上位につけて地元多摩川のクイーンズクライマックス出場は濃厚と思われていたが、7月尼崎のボートレース甲子園を最後にレースを欠場していた。

夫となる金子拓矢は峰竜太と同期の95期で、18年2月の関東地区選でGI制覇もある。

また、一部スポーツ紙が報じたところによると、前田滉山崎小葉音も10月17日に婚姻届けを提出した(挙式は未定とか)。2人は123期の同期で、デビュー後に交際を開始したという。山崎は群馬支部在籍のまま、レーサーを続ける。

石川真二が完全優勝

10月6日から4日間開催の尼崎一般戦で、石川真二が7連勝の完全優勝を達成した。

2連対率35%の中堅機だったが、いつものピット離れ仕様のペラ調整が当たり、2回の2コース戦を差し、5回のイン戦は全て逃げ切り。優勝戦では濱野谷憲吾、深川真二のSG覇者2人を相手に圧勝の逃げだった。

石川の完全優勝は18年8月下関お盆戦での10連勝以来、5年ぶり2回目。今年は今垣光太郎白井英治徳増秀樹藤原啓史朗に続く5人目。尼崎では18年10月の芝田浩治以来、5年ぶりだった。

53歳5ヶ月での完全優勝は96年以降で年長8位の記録。最年長完全優勝は瀬尾達也。今村豊は53歳から54歳にかけてGIを含む3回の完全優勝を記録している。

なお、10月23日の戸田でも地元の須藤博倫が5連勝で予選突破して王手をかけたものの、優勝戦は3コース池田雄一のツケマイに沈んで5着に敗れている。

魚谷智之と中辻崇人が通算2000勝を達成

10月20日の大村6Rで魚谷智之、翌21日の芦屋5Rでは中辻崇人がデビュー通算2000勝を達成した。中辻が177人目。

魚谷の内訳はSG181勝、GI571勝、GⅡ59勝、GⅢ153勝、一般戦1036勝。76期では原田幸哉瓜生正義に続く3人目、兵庫支部では6人目。

魚谷はSG3勝、GI11勝で通算優勝は86回。生涯獲得賞金は15億円を突破して歴代31位。

中辻の内訳はSG11勝、GI100勝、GⅡ12勝、GⅢ93勝、一般戦1784勝。79期では吉川元浩に続く2人目、福岡支部では22人目。

中辻は12年の唐津周年でGI制覇があり、通算優勝は70回。生涯獲得賞金は約7億4327万円。層が厚い福岡支部でなければ恐らくずっと記念常連だったと思われる。