ボートレース蒲郡

【SG現地コラム】主役は「回る風」/蒲郡ボートレースダービー

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ボートレース蒲郡のSG「第70回ボートレースダービー」は28日に5日目を迎え、10~12Rで準優勝戦が行われた。

準優開催時は予選の時間帯よりもかなり強い風が吹いて、選手を悩ませた。我々記者も、対岸のピットにいると、あまりに強い風で立っていられないほどだった。スタンド方向からの横風が5mほど吹いているとのことだったが、この横風というのが難しい。勝った選手でさえ、口々に風のことを語っていた。

まず、10Rを制した山口剛は「風が回っていて、勘で向い風だと判断してスタートを行った」、「1(インの磯部誠)が起こしであおられたのが見えた」と。茅原悠紀も「風がわからなかった」、吉田裕平は「突風に気をつけて行った」、桐生順平も「最後の最後まで風が読めなかった」と苦労していた。