全国で唯一の“元ボートレーサーが営むカフェスペース”を調査!/マクール探偵局
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依頼書
ボートレース浜名湖にカフェがオープンしました。その名も“CAFE BOAT”。元ボートレーサーの新藤哲三さんが「今まで応援してくれたファンに恩返しがしたい」という思いで営業がスタートしました。全国で唯一の“元ボートレーサーが営むカフェスペース”をぜひ調査してみてください。 依頼主:ボートレース浜名湖(静岡県)Profile
新藤哲三(しんどうてつぞう)1973年7月8日生まれ。静岡県出身。1992年5月、登録番号3588、70期生として浜名湖でデビューし、その節でいきなり2勝をマーク。以降、個性派レーサーとして約26年間走り抜き、2018年8月、江戸川にて引退。通算903勝、優勝5回、生涯獲得賞金は約4億円。現在は浜松市にあるCafe Soco(カフェソーコ)、浜名湖場内のCAFE BOATを経営している。
6月22日、浜名湖に非常におしゃれなカフェ“CAFE BOAT”がオープンした。そのオーナーは、元静岡支部の個性派レーサーだった新藤哲三さん。引退した選手が業界関係の仕事をすることは珍しくないが(解説や救助艇など)、場内の飲食店は全国初。そこで選手引退から飲食業界への転身、「CAFE BOAT」出店に至る経緯をじっくり聞いた。
引退の理由は減量
よく聞かれることで、みんなには「もう、お腹いっぱい」なんて答えているんですけど、実際のところは減量ですね。最後のほうは、本当に体重が落ちなくて、心も身体もいっぱいいっぱいになっちゃって…。引退自体は突発的で、師匠の服部幸男さんにだけ辞める前に報告しました。選手を辞めてからは腰も膝も首も楽になって、朝も痛みで起きることがない。それに白米が食べられる。食事なんて年間200食くらいしか食べてなかったし、特に白米は年に10杯食べたかどうか。現役の時は必死だったんでなんとも思ってなかったんですけど、辞めたら小さなことでも幸せを感じています。
次の仕事が決まって引退したわけじゃないので、その後のことは考えましたね。最初は何もせずに自由の身を謳歌してたんですけど、徐々に不安になるわけですよ。本当に最初の1ヶ月くらいかな、楽しかったのは。結局3ヶ月くらいしたら仕事をしてましたから。
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