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桐生順平や中田竜太など、現在福島県出身の選手は9人いる。これは東北地方では最多で、2番目に多い宮城県出身者が3人ということを考えるとぶっちぎりの1位と言ってもいいほどの数。「みちのくの玄関口」として歴史を重ねてきた福島は、今後、ボートレースをさらに東北で普及させていく上で重要なエリアと言えるだろう。
福島県は北海道、岩手県に続き都道府県としては面積が3番目に大きい。そして南北に奥羽山脈と阿武隈高地が貫いており「浜通り」「中通り」「会津」と3つのエリアに分かれている。福島の2つのBTSがあるのはいずれも「中通り」エリア。そのため今回は「中通り」に絞って回ってきた。
まず向かったのはBTS玉川、…とその前に、東北地方の入口と言えば古来から白河の関だ。白河市には美味しいラーメン屋が多いので腹ごしらえをしてから向かうことにした。白河ラーメンを代表する「とら食堂」は平日の昼過ぎにもかかわらず入店まで40分ほどかかった。しかしその価値を十分に感じられる優しい味の中華そばだった。そこからBTS玉川までは車で30分ほどだ。
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