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ボートレース児島で開催されているSGオーシャンカップは予選全てのレースが終了し、準優勝戦に進出するベスト18が決定した。
予選トップ通過は得点率9.00の馬場貴也で、ドリーム戦を含む6戦5勝の活躍。2位は地元の茅原悠紀、3位はグラチャンからのSG連続優勝を狙う磯部誠。この3選手が準優勝戦の1号艇を手にした。
一方、準優ボーダーは想定の6.00を下回り、4人が並ぶ5.67となった。そのうち、上位着差で中島孝平と山田康二が滑り込み。瓜生正義、寺田祥が次点に泣いた。
4日目の主役は抜きとまくりで連勝した茅原。前半5Rは先行する森高一真と辻栄蔵が2マークで競り合い、その狭い懐を突いて逆転。その瞬間、本場スタンドは沸きに沸いた。
ただレース後の茅原は、「全く調整が合っていませんでした。特に回り足。その部分は後半に向けて調整していきます。直線はいいですよ」と話し、調整を続けた。
そしてその後半10R、展示タイムは他を引きちぎる“爆速”。周回展示でも圧倒的な気配を見せ、2コースからまくって快勝。文句なしの強い勝ちっぷりだった。
そのレース後は前のレースとはコメントが一変した。「展示からだいぶ良くなった感触があったので、自信を持っていきました。今節の中では一番。明日もこれで行きます!」と自信満々。
勝利者インタビューでは、ひときわ大きな声援が送られ、それに応えてはいたが、いつもの笑顔はなく、キリっと引き締まった表情が印象的だった。準優勝戦~優勝戦と勝ち上がり、表彰の舞台で満面の笑みを見せてくれることだろう。
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徳山
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